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17日、名古屋高裁で愛知県などの住民1122人が自衛隊のイラク派兵は違憲だとして差し止めを求めた「自衛隊イラク派兵差し止め訴訟」の控訴審判決がありました。
判決は「現在のイラクでは、国際的な武力紛争がおこなわれている」と明言、現在行われている航空自衛隊の武装兵員空輸活動は、「他国による武力行使と一体化した行動」と指摘。
「武力行使を禁止したイラク特措法、かつ憲法9条1項に違反する活動を含んでいることが認められる」としました。
弁護団はこの判決を「日本国憲法の根本原理である平和主義の意味を正確にとらえ、それを政府の行為に適用したもので、憲政史上最も優れた、画期的な判決である」としています。
私たちはこれまでイラクが「戦闘地域」であり「自衛隊派兵は米軍の戦争支援にあたる」と一貫して主張。
今こそ、あらためて撤退するよう強く求めます。
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