今日の新聞で小田川決壊箇所は堤防の高さ、幅とも国の整備目標に満たず改修予定だったことが国交省の取材で分かったとあります。
高梁川水系河川整備計画よると、小田川の河道整備状況について「河積不足により流下能力が大幅に不足している」としその原因を高梁川からの背水影響、河道掘削の未実施、河道内の樹林化による河積不足を上げ、さらに、堤防の高さが不足している箇所、堤防の幅が不足している箇所、河積が不足している箇所を上げています。
この整備計画は、これから30年間で整備してゆく計画を示したものです。小田川合流点を下流に付け替える工事はその前半で行うとあります。その付替え後に高梁川本川、小田川においても河道掘削・樹木伐開、築堤(断面確保)等を実施するとあります。
この整備手法は逆ではないでしょうか。逆というより河積は常時確保されるべきものではないでしょうか。小田川の治水課題に過小評価があったと言わざるを得ません。
同感です。
投稿情報: おおのともひさ | 2018/08/13 17:30