28日の山陽新聞の滴一滴はおもしろい。こうです。
生物の種は、次第に進化し、環境に適応し子孫を残すのに有利なものが生き残っていく。英国の生物学者ダーウィンの進化論です。
この進化論が発表されると「すべての生物は神によってつくられた」という聖書を否定する危険思想として、教会の批判が集中したとあります。
このたび、英国国教会は150年ぶりに進化論を否定したことでダーウィンに謝罪したそうです。
アメリカでは、進化論を支持する人は13%、人類は神に創造されたと考える人が45%だそうです。
これにはびっくり。
さらにびっくりしたのは、しんぶん赤旗の記事、「イラクはどこにあるの」とのアメリカの若者に聞くと、63%の人が答えられなかったのだそうです。アメリカはイラクで戦争しているのにです。
アメリカはいったいどういう国でしょう。
そうそう、本題は次ぎのことが言いたいのです。
11月2日付けの赤旗日曜版に作家の五木寛之さんが出てこういっています。
「変わらぬものはなに一つありません。資本主義という巨大な恐竜が、これまで何度も何度も補修を重ねつつ生き延びてきたが、もう万策尽きのたうち回り倒れようとしている、断末魔のあがきです。資本主義はマルクスのいったようにいつか終焉を迎えます。そして新しい社会が出現するのではないでしょうか」 と、社会も変わって行くのです。
社会の進化論です。こうした弁証法的唯物史観は自然科学の発展によって証明されてきたのです。
先日のノーベル受賞者の益川博士も弁証法について語られています。
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