今日は、一日農民連のみなさんとご一緒させていただきました。
午前中は、笠岡干拓地での大規模野菜農業の視察、午後からは、岡山市内で開かれた日本共産党中国ブロック事務所主催の「日本の農業を考える」シンポジウムに参加しました。
笠岡干拓地は、国営の干拓事業で総事業費300億円をかけて昭和41年から平成元年にかけて干拓されたもので、総面積は1,811ヘクタールです。
ここで、10ヘクタール以上の農地で施設栽培と露地栽培を組み合わせた大規模野菜農家を見学しました。
作物は、なす、いちご、ブロッコリー等です。
経営は、大変厳しいと聞きました。産地形成をめざした努力が早く実ることを祈るばかりです。
午後は、農業シンポジウムです。
パネリストはJA岡山中央会農業振興部長の山本隆志さん、農業委員の岡崎三千男さん、生活協同組合ひろしま専務理事、日本共産党農林・漁民局長、参議院議員の紙智子さんでした。
パネリストのみなさんからの発言、フロアーからの発言など活発な発言がありました。
パネリストの各々の立場からの現状認識や取り組みや、会場からの発言はいずれも農業者の実態の声が出されたものでした。
今日の農業の問題、課題がすべてだされたように思います。
紙さんは、日本共産党が2008年3月に発表した農業再生プランを政権交代がなされたもとで、さらに具体化された4月26日の共産党の農業政策を説明しました。
紙さんのはなしは具体的で、大変わかりやすいものでした。
最後に「わが国には、すぐれた農業技術の蓄積、自然条件、経済力など農業を豊に発展させる条件は十分にある。農政を変えてほしいという声にこたえられない民主党政権を国民の力で乗り越え広範な国民の共同の発展」を呼びかけました。
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