本日の市民環境委員会で倉敷市は、大気汚染防止法に基づいて大気汚染物質濃度を公表しました。昨年度一年間のもので調査地点は市内6地点(倉敷美和局、松江局、春日局、塩生局、乙島東幼稚園、大高局)です。
調査が開始された平成9年度から19年度までの11年間、環境基準を超えていた松江局でのベンゼンは、平成20年度、21年度とかろうじて基準値を下回っています。
しかし、松江局では、平成18年度から指針値が定められた1,2ジクロロエタンは指針値を超えています。その濃度は、指針値の2倍を超え、最大値は10倍となっています。
当局は、この物質はガン誘発物質で、塩化ビニールの原料で、水島工場の2社が扱っており、今後業者に対し、排出抑制対策を実施するよう指導していくとしています。
PRTR法では、排出量が申告されています。
しっかりとした指導を期待しています。
葬儀屋がドライアイスを詰めなくても遺体が腐敗しなくなったと書かれていました。
サンプルに選ばれた市民に協力してもらって、どれだけ汚染が進んでいるか調べないと、何か怖いことが起きそうに思います。
複合汚染対策などやっているのでしょうか。
投稿情報: 名無し | 2010/05/21 12:03