昨日は、「倉敷ライフ・キャンパス」の公有地信託問題のことを書きました。
この制度のいい加減さ、経営者とその責任が分離され、中銀が経営するが、25年の信託満了期に債務があればそれを倉敷市が責任を取るというものでした。
大きな債務が残ることが想定されているのです。
今日は、この議案を紹介しましょう。
財産処分の承認を求める議案があげられています。
この財産は倉敷市四十瀬、倉敷運動公園の臨時駐車場8593平方メートルです。
なくなれば駐車場で困るのではないかと心配の声があるにもかかわらず処分にふしました。落札額は、5億2500万円です。買い主は、(株)ソニックオカヤマトなっています。
これは、97年に中鉄グループなどから16億7千万円で市土地開発公社が買い、09年に市が同じ金額で買い戻したものです。これでは11億5千万の損失です。
用途がある中で、そんなに売り急ぐ理由があるのでしょうか。
買った値段も、適切なのか精査される必要があります。
これも、頭をかしげざるを得ないものです。
「16億7千万円」÷「8593平方メートル」=「19万4344円余」。
「5億2500万円」÷「16億7千万円」=「31%余」
そんなに高かったのか、そんなに値下がりしたのか、倉敷市は答弁して下さい。
倉敷市が土地を買う時には事前の厳重な審査が必要だと見えます。
投稿情報: 名無し | 2010/06/25 00:20