昨日の夕方から今朝にかけてよく降りました。
久し振りのいい雨でした。しかし、これまでより雨の降り方が激しく変わってきています。昨日も今朝もびしょ濡れでした。昨日は犬の散歩、今朝は早朝しんぶん配布で。
21日、水道局は「高梁川水系主要ダムの貯水状況について」報告しています。
それによりますと、平成22年9月16日9時現在
ダム名 利水容量(万トン) 貯水量(万トン) 貯水率(%) 千屋ダム 1,420 1,384 97,4 河本ダム 525 407 77,6 高瀬川ダム 58 56 95,9 三室川ダム 410 402 98,1 小阪部川ダム 1,514 959 63,3
新成羽川ダム 6,730 676 10,0
計 10,657 3,883 36、4
新成羽川ダムは、工事中で極端に減っています。
6ダムの平年貯水率は69,9%、貯水率が25%以下となると渇水調整会議を開催し、具体的な節水対策が協議されます。
しかし、この表をみて気になるのは、水利用が高まるこの時期に、もっとも大きな利水容量を持つ新成羽川ダムの工事で貯水率を下げていることに納得が行きません。
> 新成羽川ダムの工事
多雨の時期にダムが機能しなくても洪水調節が可能なのでしょうか。
「新成羽川ダム」は利水だけのダムなのでしょうか。
投稿情報: 名無し | 2010/09/24 23:47
新成羽川ダム - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/新成羽川ダム
を読みました。
「洪水調節機能は持っていない。」とされていました。
また、「下流に建設された田原ダム(重力式コンクリートダム・41.0m)との間で自流混合式揚水発電を行い、」「更に下流には放流した水量を調整し河川流量維持と発電を効率化するための逆調整池として黒鳥ダム(重力式コンクリートダム・15.5m)を設けた。」とされていました。
「ダムは発電専用であるが、後述する工業用水の供給も目的としており、」とされており、下流のダムで「工業用水の供給」を賄えるのかどうかが市議の心配でしょう。
「豪雨の際の緊急放流によって下流の水害を増幅したとして昭和40年代には「新成羽川ダム水害訴訟」が起こされている(判決は原告敗訴)。」から洪水調節より洪水を引き起こした「前科」があるダムでした。
投稿情報: 名無し | 2010/09/25 08:57
> 貯水率が25%以下となると渇水調整会議を開催し、具体的な節水対策が協議されます。
四国のダムで生活用水が足りなくてもダムには貯水がされていて他への用途から転用された報道がされていましたが、発電用、工業用水など用途が定められているのなら、それぞれ別に貯水率を発表させるべきだと思います。
投稿情報: 名無し | 2010/09/25 13:51