今日は、10月1日です。早いもので今年もあと3ヶ月となりました。
真備町では、名探偵・金田一耕助にちなんだイベント「巡・金田一耕助の小径」が始まっています。
上の写真は、金田一耕助を生んだ作家・横溝正史氏の祖父のお墓です。
このお墓は、船穂町柳井原大谷にあります。
横溝正史氏の父君は、柳井原から神戸に移り、正史氏は神戸で生まれています。
正史氏は、戦争中の疎開先を父のふるさと船穂町柳井原にしていたが、他の親族の疎開先となったため真備町岡田に変更になったと、船穂町の親族は語っています。(はるかぜ日記2007年4月1日)
これも再掲だが、1998年、当時の船穂町が発行した柳井原史のあとがきに、当時の小野毅船穂町参事は次ぎのように書いています。
「新幹線の起業地に作家の横溝正史先生の所有地(山林)があり昭和45年の暮れに事業説明とご了解をいただくため、東京成城のお宅へお伺いし、戦中戦後の一時期を真備町岡田へ疎開された当時の「柳井原」の思い出話を直接お聞きしたことがあります。食料事情の非常に悪かった時代、柳井原の親戚へ仮寓の岡田からリュックサックを背負い、歩いて度々訪ねた当時を懐かしそうに話されました。殿坂、勝負坂、梁場城周辺の情景が先生の作品に随所に祖先の思いを込めて描写されているのでは」とあります。
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