先日、「船穂、真備地域で県の灌漑更新事業が遅れている」との声が寄せられました。
そこで、今日、赤坂てる子県議と船穂支所横にある備南地区土地改良区を訪問し、道明事務局長に様子を聞きました。
事務局長は「来年の予算は、まだ解らない」「今年の予算は、一昨年の36%でした」と述べました。民主政権のもとで予算が削減されています。
近く行う共産党地方議員団と県交渉ですみやかな更新事業の実現を求めます。
今日、午後から市議会市民環境委員会があり、市は「倉敷市地球温暖化対策実行計画」の素案を発表しました。
それによりますと、倉敷市の2007年度温室効果ガス排出量は、約3,960万トンと推計しており、これは国全体の約3%となっています。その排出量の81%が産業部門になっています。
削減目標については、2007年度を基準年比で短期目標2012年度に基準年比6%
中期目標2020年度に12%削減する
長期目標2050年度に80%削減をめざす
としています。
この素案を発表したのは、市民、事業者、学識経験者、行政等が参加する策定協議会が内容を審議、計画の素案をとりまとめたものです。
疑問点は中期目標がなぜ12%なのか、基準年2007年は、1990年度の排出量と同じ水準としていますが根拠は何か、また、伊東市長の削減目標がわかららないことです。
策定協議会に無条件に従うのでしょうか。市長の積極性や環境への決意が感じられません。
いづれにしても、この素案をよく勉強し、意見や提案を致します。
基準となる年からそれぞれの年までの削減する累積した総量を示してもらったら、ごまかしが「見える化」できると思います。
一年でも早く削減すれば評価が高まる目標の立て方を樹立し実施すべきです。
投稿情報: 名無し | 2010/10/18 23:34