京葉臨界工業地帯
昨日、今日と共産党市議会議員団は、東日本大震災で大きな被害を受けた千葉県市原市、茨城県笠間市でコンビナート事故、学校防災計画について学習させていただきました。
市原市は、市内に京葉臨界工業地帯を持ち、市の面積(約350K㎡)、製造品出荷額4兆円を超えるなど、倉敷市とよくにています。この度の震災で、コスモ石油が11日間、燃え続けた大火災の原因や、対策、教訓について学ばせていただきました。タンク内の空気除去のため2倍も重い水で満たされたタンクが地震で倒壊、配管を破断し漏洩したLPG(液化石油ガス)に引火、次ぎ次ぎと一画の17タンクに誘爆した、緊急遮断弁が開状況で固定、法令違反状態であったとあります。倒壊したタンクは最初の震度は5弱で支柱に亀裂、1時間後の余震で倒壊した、一画の17タンクからさらに周辺タンクに誘爆すれば、周辺は酸欠に陥り大変なことにとの声もありました。
コンビナートは危険物の集積地、小さなミスが大きな事故へとつながります。油断は許されません。
笠間市は、震度6強で8千件以上の家屋が損傷を受けたとあります。放射能濃度も心配されているとあります。笠間市には小中21学校防災計画を持ち年に3回の防災訓練をしているとありました。平成18年度に計画作成。今度の震災では「全学校で適切に対応ができた」と考えているが、子どもを保護者への引き渡しなどについてあらためて追加の必要性を感じているとありました。
両市から学びました事故や対策、教訓を市の行政に反映させていきます。
両市の職員のみなさん、震災への対応中、丁寧な説明いただきました、心からお礼申しあげます。
また、笠間市では、横倉きん、鈴木さだお両共産党市議会議員には大変お世話になりました。今後のご活躍お祈り致します。
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