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2012/04/24

コメント

名無し

> 選挙費用一億円を使う

「法定選挙運動費用」を軽く超えますね。

「【指定都市以外の市長】

告示日における選挙人名簿登録者数×81+310万円」
法定選挙運動費用とは -選挙ナビ - 選挙に役立つ情報サイト
http://senkyo-navi.net/3/21/000153.html

傲慢な人ですね。
後ろ盾は誰々なのでしょうか。

名無し

> 「法定選挙運動費用」を軽く超えますね。

倉敷市が選挙で支出するのが「一億円」でしょうか。
ついつい、現職候補陣営の金勘定かと誤解しました。どうもすみません。生まれが卑(いや)しいもので(笑)

「私たちの倉敷市をつくる会」から候補者を出してはいけなかった、という意味なのか。
選挙で選ぶのではなく、選挙民を超越した何人かが選ぶのですか。
それでは、民主主義が終わり、「貴族」制へ移行です。
選挙や議会が押し潰(つぶ)されそうだ。

フランス大統領選挙では、下馬評通りの候補者の決選投票が行われる。
現職候補の考えからすれば、三位以下の候補は選挙には出てはいけなかった。
そうすれば、「無駄」な選挙を一回で済ませられた。

フランス人がこれを聞いたら、どのくらいが賛成するだろうか。

力比べをするのも、間接民主主義では必須だと思うが、<独善>的<利己>的な人たちには理解できないだろう。

変化を求める芽を徹底的に摘もうとすれば、矛盾が蓄積して爆発する。

一市民

市長選の投票率は、33.72% すなわち、約3分の2の市民は無関心だったということだ。
さらに、若者の無関心はもっと深刻だろう。
ある方が facebook に伊東陣営の集会に参加してみたら、出席者のほとんどが高齢者で驚いた、と感想を書かれていた。
さて、矢引陣営はどうだったか?

(全国的に言えることだろうが、少なくとも)倉敷の社会は、若者の社会参加を促進するような取り組みをしてこなかった。中高年が社会を牛耳り、さて市長にすべきような人物がいなくなったら、出向して来ていたエリート官僚を東京から引っ張り戻して来て、雛壇に据えて、それで彼女を食いものにしているのである。
地元に無縁の市長は、市議やその後援者たちに気を使い続けなければ、何事も前に進められないだろう。彼女自身はこれを言い訳にできないが、私は少々同情するものである。

大本市議のブログに「倉敷市の行く末が恐ろしい」とある。確かに、そうだ。
しかしその真因は、市長の個性にでも、後ろ盾の意向にでもなく、市民の無関心、特に若者の無関心にあるのである。

選挙だけを考えても、若年層・無関心層は「票の山」である。
しかし、そこに切り込んでいこうとする政治家・政党はほとんどいない。コミュニケーションにかかるコストが高いからだ。無関心な人々を説得するのは、精神的にとてもしんどい。
だから、どの政治家・政党も、従来の後援者・支持層の枠の中にとどまって政治活動をする。その枠を越えて自らの主張を訴える努力をしない。
自分たちの枠に引きこもって、自分たちの言いたいことを言うだけの言論に、人々を動かす力があるはずがない。

これは、市長陣営も矢引陣営も同じことだった。
その枠の大きさが10倍程度違って、約10倍の票差がついた、それだけのことである。

形式的には選挙をやる意味はあったろう。しかし、実のある論戦はなかった。それを認めなければ、「傲慢だ」「思い上がりだ」と叫んでも、負け犬の遠吠えである。
「この論戦は、多くの市民の中で反芻されてゆきます」というのは、現状認識の甘い、紋切り型の願望であるように思われる。

名無し

> コミュニケーションにかかるコストが高いからだ。無関心な人々を説得するのは、精神的にとてもしんどい。

確かに、やりたい事を吹き込んでも相手にはされない。
「無関心な人々」が何に関心を抱いているのか。共感できるものを提示できるか。

投票に行っても変わらないと思えば棄権する。
変わる!から変えよう!とするブームが必要だ。
橋下某は成功した。
向こうは財界や新自由主義者を背景にしているから、同じやり方がそのまま通用はしないが、日本共産党に、学ぶべき点があるかもしれない。

とにかく、宣伝で、質量ともに負けている。
主張が正しいとしても、目立って浸透しなければものにならない。

一市民

> 橋下某は成功した。
> 向こうは財界や新自由主義者を背景にしているから、同じやり方がそのまま通用はしないが、日本共産党に、学ぶべき点があるかもしれない。

財界も新自由主義もへったくれもなく、彼は既存の「枠」を突き破って、自分の主張を説いている。
ただそれだけのことですよ。
そして、日本共産党が学ぶべきも、ただそれだけですよ。

彼のことを「ハシズム」だの何だのと単純なレッテルを貼って批難しても、何ら有効な批判とはならない。
既存の政党は皆、従来の支持者・後援会の枠を越える努力をしなければ早晩消えてしまうだろう。

名無し

> 財界も新自由主義もへったくれもなく、彼は既存の「枠」を突き破って、自分の主張を説いている。

「既存の「枠」を突き破って」はいない。焼き直しか極端にしただけ。
言い方・やり方が「既存の「枠」を突き破って」いるだけ。
やっていることを見れば、労務屋みたいで、政策的には、関西の経済同友会などに拠る財界や落ちて来た新自由主義者に拠っている。
大きく取り上げるマスコミの役割が大きい。
大阪の人には「おもろい」らしく受けている。

「一市民」さんとは、評価が違う。

> 既存の政党は皆、従来の支持者・後援会の枠を越える努力をしなければ早晩消えてしまうだろう。

少なくとも、日本共産党については、そうだろうと思う。
また、そうしなければ、何を言ってもやっても主張が広がらない。
白か黒かに分けるだけでなく、灰色も味方にしなければならない。

一市民

↑橋下市長は、既存の「枠」を突き破っていますよ。
 批判を恐れず世に自分の主張をぶつけ、それに対するリアクションを見て、自分の意見を修正しています。(悪く言えば、かなりの日和見でしょう)
 もちろん完璧とは言いませんが、既成政党の誰があのようなことをやっていますか? 数えれば、全国で十指に満たないでしょう。
 政策の内容は別として、コミュニケーションのスタイルとしては、従来の「枠」に安住していないのですよ。

> 政策的には、関西の経済同友会などに拠る財界や落ちて来た新自由主義者に拠っている。

 では、原発の件については如何ですか?
 財界や新自由主義者を背景にしているのなら、あのような態度は採っていないはずですが?
 財界やら新自由主義やらというバズワードを使って評価すること自体が、既成の「枠」に囚われた政治観察だと思われます。

 共産党が力を得るには、従来の支持者にとどまらず、共産党にネガティヴなイメージをもつ人々のなかにも飛び込んでいって、彼らからの批判を正面で受け、それに応えることを繰り返す、粘り強いコミュニケーションを地道に続けるしかない。
 他人のことを、「焼きなおし」「極端」「マスコミが大きく取り上げる」「おもろい(から受けている)」などと批難しても仕方がない。

名無し

> 自分の主張をぶつけ、それに対するリアクションを見て、自分の意見を修正しています。

世間では、橋下某は、譲れない部分に譲る部分を混ぜているという風に言われています。
その解説が、橋下某の著書に書かれています。その通りにやっているに過ぎません。

> では、原発の件については如何ですか?

その傾向の強い連中は権力掌握後に排除されましたが、ナチスは、社会主義の装いもしていました。
似た話でしょう。
南米の右翼政治家でも、貧民層を支持基盤にしていたのはよく知られています。
人気取りの側面が強いでしょう。

アメリカ軍の基地を大阪に誘致すると言っていました。
アメリカ軍は、核の存在・不存在を明らかにしないのが方針です。

> 共産党が力を得るには、従来の支持者にとどまらず、共産党にネガティヴなイメージをもつ人々のなかにも飛び込んでいって、彼らからの批判を正面で受け、それに応えることを繰り返す、粘り強いコミュニケーションを地道に続けるしかない。

これに賛成します。
口論になってでもです。
接触が無ければ始まらない。

> 他人のことを、「焼きなおし」「極端」「マスコミが大きく取り上げる」「おもろい(から受けている)」などと批難しても仕方がない。

「批難」してはいません。単なる評価です。
基本的に、政治家はオリジナルを持っていません。
オリジナルから選び政策に汲み上げる。
それが政治家のセンスです。
社会を動かせる人は、それ自体としては勝(すぐ)れています。

私は、愛情も、憎悪も、それほど強くないので(笑)

参考

「橋下市長は「産業には影響を与えず、家庭に冷房の温度設定など負担をお願いすることになる。安全はそこそこでも快適な生活を望むのか、不便な生活を受け入れるか、二つに一つだ」と話した。」
大飯再稼働:「原発か節電か」橋下市長が住民に選択訴え- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120426k0000e040248000c.html

名無し

「死ぬ時まで」の金が無いんだが…
足りないのに持って行くのか?

「橋下市長は「税金を取られるなら使わないとしょうがない。あの世にお金なんて持っていけないのだから、死ぬ時までに使ってもらう」と主張している。」
大阪維新の会:次期衆院選、公約に首相公選制 年金、掛け捨てに- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/news/20120211ddn001010005000c2.html

名無し

橋下某は、住民から収奪して、「大口需要家の企業などに奨励金(インセンティブ)を出して」やるそうだ。

「橋下氏は、財源として増税を提案したうえで「関西の府県民に1カ月1千円とか、応分の負担を考えるべきだ」と主張した。」
朝日新聞デジタル:節電新税、橋下市長が提案 企業向け奨励金の財源に - 政治
http://www.asahi.com/politics/update/0426/OSK201204260187.html

参考

「 大阪市の橋下徹市長は26日、関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働が認められない場合、代替エネルギー促進などにかかる行政コストの確保のため、「増税も検討しなければいけない」と述べた。

 橋下氏は関西広域連合の7府県2政令市の首長による委員会で発言し、「もし再稼働を認めなければ(府県民に)応分の負担がある」とし、新たに発生する住民負担分を明示することを提案した。
(2012年4月27日07時13分 読売新聞)」
橋下市長「大飯原発の再稼働なければ増税も」 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120427-OYT1T00015.htm

名無し

橋下某は、大阪で選挙に勝ったら、もう、掌(てのひら)を反(かえ)したよ(笑)

「橋下徹大阪市長は26日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について、「住民が(厳しい節電を)我慢できるといえば、再稼働なしでいけるだろう。無理だったら再稼働しかない。府県民の判断だ」などと述べ、電力ピーク時を乗り切る責任を住民側に押し付け、乗り切れなければ再稼働もありうるとの考えを示しました。」
原発再稼働容認を示唆/橋下大阪市長/住民に節電責任押し付け
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-27/2012042702_04_1.html

参考

「原発の再稼働か、住民の負担増か―。関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、橋下徹大阪市長が、こんな理不尽な“二者択一”を関西府県民に突きつけています。報道陣からは「再稼働も視野に入れた発言に変わってきた」との声もあがっています。」
「何のことはない。住民には我慢と増税、企業には奨励金、それが嫌なら再稼働というのが橋下氏の論調です。」
大阪 橋下市長 理不尽な選択迫る/原発の再稼働か我慢と負担増か
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-28/2012042801_03_1.html

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