申し入れする日本共産党岡山県委員会と党岡山地方議員団・・・・中国経済産業局にて
左から、氏平県議、石村智子衆議院中国ブロック予定候補、森脇県議、大本倉敷市議、私です。
今日、日本共産党岡山県委員会(委員長 石井ひとみ)と党岡山県地方議員団(団長 森脇 久紀)は井辺国夫中国経済産業局長に対し、JX日鉱日石エネルギー(株)水島製油所の高圧ガスタンク改修偽装報告について監督庁として指導責任を果たすよう申し入れしました。
ⅰ、JX社高圧ガスタンク改修の偽装問題については① 偽装の動機や責任の所在、改善策と進捗状況の公表
② Jxの偽装について監督庁が見抜けなかったのは問題、どのような対応をしてきたか。
③ 監督庁が十分なチェックできない仕組みを改める
④ 「3連動地震」にたいするコンビナート防災対策を講じるよう指導を
ⅱ JX日鉱日石エネルギー(株)水島製油所の地下に建設中の地下岩盤貯蔵方式の倉敷石油国家備蓄基地については万全の安全対策・体制の確立をなど
ⅲ 大阪ガスのパイプライン事業については、「3連動地震」を想定した安全対策になっていないと住民不安の解消を求めました。
応対した荒金裕司経済産業省原子力安全・保安院、中四国産業保安監督部保安課長が申し入れに応えました。
「しっかり法に基づいて調査し、行政処分を決めたい。立ち入りでチェックできるよう見直したい。中央に今日の申し入れを伝える」など述べました。
それにしても、荒金氏の肩書きはものものしいものです。しっかり、その役割を果たされるよう求めます。
> 荒金裕司経済産業省原子力安全・保安院、中四国産業保安監督部保安課長
二組織が、JX の度重なる事故や不届きについて、どういう権限・職掌の分担になっているのでしょうか。
また、「原子力安全・保安院」の組織は、今後も存続するものなのでしょうか。
> しっかり法に基づいて調査し、行政処分を決めたい。
これだけ不祥事が続いた会社に刑事処分も行政処分も課さないとなると、やりたい放題になります。
コンビナート周辺は、危険性から住めなくなります。
> JX日鉱日石エネルギー(株)水島製油所の地下に建設中の地下岩盤貯蔵方式の倉敷石油国家備蓄基地
現在の監理・監督体制では、「不備」・不届きを見抜けないのですから、電源喪失で圧力が保てなくなる事態などへの対処など、不安が尽きません。
手に負えない福島原発事故の監督も、「経済産業省原子力安全・保安院」がやっていた(今もやるべき)はずです。
投稿情報: 名無し | 2012/08/29 10:03