きょうは、「防災の日」。1923年、89年前関東大震災発生の日です。
上の写真は、昨年9月の台風時の高梁川船穂橋付近の風景です。
先日、倉敷市は洪水・土砂災害ハザードマップを家庭に配布しています。
それによると、高梁川水系で150年に1回程度の確率(2日間で248ミリの降雨)により堤防が決壊した時の「浸水区域・深さ」を示しています。
このマップ左岸側、倉敷側は浸水深さ5,0メートル以上の区域が広がっていますが、右岸船穂・玉島側はまったく浸水していません。
つまり、堤防決壊は左岸側を想定していることです。
そこで、何故です。左岸堤防のどこに問題があるのか知りたいものです。
問題点の把握ができれば解決策が必要です。
たぶん、高梁川が分岐していた地点付近での決壊を想定しているのでしょう。
堤防で締め切って分岐していた川を廃川した後、西阿知の地下水の水位が上がって稲作の収量が落ちた、と倉敷市史?に書かれたいたと思います。
つまり堤防で締め切っても、地質が砂礫だから地下水の浸透を食い止められないようです。
これが堤防の強度にどのような影響があるのでしょうか。
それとも単純に現在の堤防に問題があって、予算が付かないので補修されていないだけなのか。
右岸の浸水の予想が無いとすると、河川の水位の上昇は堤防の高さを超えない想定なのでしょうか。
どんな想定になっているかを確り確認していただきたいですね。
投稿情報: 名無し | 2012/09/01 22:43
> 先日、倉敷市は洪水・土砂災害ハザードマップを家庭に配布しています。
どこが改訂されているのかの確認も必要ですし、改訂された地域の人への注意喚起も必要です。
投稿情報: 名無し | 2012/09/02 18:41
どれだけなら大丈夫だとか、これを超えたら危ないといった指標があるのでしょうか?
どこまで守ってくれるのか知りたいです。
その情報を住民がどうやって手に入れたらいいのか案内してもらいたいです。
直ぐに避難できない人もいますから、成り行きを知りたいでしょう。
投稿情報: 名無し | 2012/09/03 12:44
「国が南海トラフの巨大地震による津波の被害想定を示したのを受け、岡山県は海岸の整備方針を定めた「岡山沿岸海岸保全基本計画」の見直しに着手する。津波高の想定は県内全域で堤防高の基準を上回っており、県は防潮堤のかさ上げも含めて検討する方針だ。
見直しに向け、県は9月中に巨大災害や河川工学、地盤工学の学識者による検討委員会を発足。専門的な意見を聞きながら、海岸の新たな防護基準や整備エリアを検討し、市町村や県民の意見も踏まえて来年3月の改定を目指す。
想定で示された県内の最大津波高は3〜4メートル。小数点以下を切り上げているため正確な数値ではないものの、2004年の台風時に観測された最高潮位に基づいて地域ごとに定めている堤防高の基準(2・47〜3・61メートル)をいずれも上回った。
ただ、県内の防潮堤整備は遅れており、海岸総延長の32・6%に当たる174・8キロでは現行基準にすら達していない。県水産課は「ハード面でどこまで津波をカバーすべきか検討していきたい」としている。」
県が海岸保全計画見直しへ 大津波想定し堤防高検討 – 山陽新聞ニュース
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012090119590776/
投稿情報: 参考 | 2012/09/04 09:40