7月17日の朝早く、つばめの雛5羽が巣立ちました。巣のヘリは子育ての奮闘ぶりを物語っています。
前回1度目、6羽の雛の巣立ちは5月29日でした。あれから1カ月半を超える期間、2度目の子育てでした。今回は雛が作った落下防止網でもがき、慌てふためいていた親つばめ。雛を手でそっとつかみ巣に帰すハプニングもありましたが、全て元気な巣立ちでした。今年、この場所で生まれた雛は計11羽です。ツバメの雛が渡りをするまでの生存率は13%とありますから、1~2羽が海を越えていくということでしょうか。自然界の淘汰は厳しいものです。
これから、一週間ぐらい夕方には巣に帰ってきますが、以降は茂みでくらすのでしょうか、帰ることはありません。
後、2~3カ月もすると、電線に止るのを観ることはできなくなります。南へと波濤千里を超える旅に出るのです。
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