昨日、凍結解凍覚醒法の技術を用いて、「温帯地域でも熱帯地域の作物を安定的に収穫することが可能」な農法を展開する岡山市内にある農業法人D&Tファームを見学させていただきました。
この凍結解凍覚醒法は、「氷河期を乗り越えて世代を繋いだ植物に着想を得て独自に編み出した技法、植物の種子や細胞をマイナス60度で凍結し、種子や細胞に氷河期を疑似体感させ、それにより種子の環境順応性を覚醒させる」ものとあります。
この技法は、田中節三教授が開発したものでテレビなどで紹介されましたので見た方も多いのではと思われます。
「バナナ好きがこうじて国産バナナをと栽培を約40年かけて可能とした」と、その驚異の根気、そして、その着想点は「熱帯の植物も氷河期を体験している」という、その着想には「う~ん」とうなされます。
園内にはバナナ、コーヒ、パパイア、パイナップルなど熱帯植物が実を結んでいました。「何とも植物は面白いな」と感じ、法人の皆さんの熱意、フロンチィア精神に感動しましたね。
パパイア
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