市経済局は14日の広域行政調査特別委員会で「高梁川水系河川整備基本方針及び整備計画」について報告したとあります。この「基本方針及び整備計画」は国土交通省河川局の方針、整備計画です。
この計画の中心は小田川治水であり、小田川を柳井原貯水池に放流とあります。
現在の高梁川の姿になったのは、明治の終わりから大正年間にかけて行った高梁川大改修の結果なのです。
それから、実に百年近く経った、またの大改修になるのです。
この課題は治水、利水、防災、環境、農業、工業、市民の暮らし、安全、市民生活全般に深く係わるものです。
一人、耕地水路課が担える課題とも思えません。
様々な分野の専門知識が必要です。
なによりも、市当局が国土交通省河川局の方針をくりかえせば、市としての役割が果たせるものでないことは明白です。
全庁的観点から、川の改修で起きる問題点の認識、その解決策、対応策を整理することを求めてきたところです。
あらためて、市の認識や対応を求めたいと思うのです。
コメント