3000人の「期間工の首切り」を計画しているトヨタ自動車は、配当のわずか3円分、創業者の豊田家の2人への配当4年分だけで3千人の期間工の雇用は維持できると訴えているのはしんぶん「赤旗」です。
トヨタの発行株式数は30億株超だそうです。
一株当たり一円の配当で30億円。たった配当3円分を雇用に回せば、期間工3千人を減らす必要はありません。
また、豊田章一郎名誉会長と豊田章男副社長だけで1600万株近く保有しています。
トヨタの年間配当が一株当たり140円だった2007年度に、二人だけで22億円を超す配当を手にしたことになります。
その4年分程度があれば、3千人の雇用は守れます。
トヨタでは8年間で配当を5倍化。株式保有者の8割がトヨタのグループ企業や信託銀行、生命保険会社など機関投資家です。
もうけを労働者に還元し、雇用を守ることこそ優先すべきです。
こう訴えるのはしんぶん「赤旗」です。
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