21日、「倉敷市の農業を考える懇談会」を開きました。これは昨年、中林よし子元衆院議員(農林委員会所属)を招いての「農業問題シンポジュウム」以来、2回目のものです。
40名のみなさんの参加がありました。参加者は消費者、野菜、米づくり、ゴボウなど生産農家、園芸、大学教授のみなさんなどで活発な意見、質問があり、今後の倉敷農業にヒントを与える懇談会になりました。
主催は、日本共産党岡山県議団・倉敷市議団で赤坂てる子県議、私の「今後も倉敷市の農業を考える懇談会をつづけて行きましょう」に大きな拍手が寄せられました。
今回の懇談会は、今治市農業農政対策協議会副会長・愛媛県農民連会長の岡田厚美さんから、「どうする食と農のまちづくり」と題して、都市的農業の課題と対応、今治市の経験などお話しいただきました。
今治市では5年前の12市町村合併を契機に「食料の安全性と安定供給体制を確立する都市宣言」を全会一致で採択、市の産業政策の基本方向と市の責務を明確にし、その都市宣言を基本に「食と農を基軸にしたまちづくり条例」が制定、そして、具体的農業振興計画に進んだと話され、市街化農地の高い固定資産税などの都市的農業の課題と対応に、みなさん熱心にメモを取り聞き入りましました。
懇談の中では、民主党の農業政策は、産直の取組、卸業の流通について、後継者問題、地産地消、学校給食、6次産業、など意見、要望が出されました。
懇談会終了後、みなさん、もっと市街化農地の固定資産税問題など聞きたかったと感想が寄せられました。
黒岡勝美倉敷市農業委員はこの懇談会もとに、調査、研究を続けようと意気軒昂でした。
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