この11議会の質問では、入札問題をも取り上げました。
一つは、低入札問題です。本市ではつづいて落札価格65%以下の低入札落札が起こっています。低入札落札は設計金額の70%以下の応札を言います。これでは、求められている品質が保たれるのか、下請け業者や労務費が確保できているのか、建設業者が持続的に経営ができるのかなどの懸念が生じています。
こうした中、入札のあり方の改善、最低制限価格を設けるよう求めました。
市は低入札価格調査制度に新たに失格基準を設定するとしました。直接工事費は設計図書の85%、共通仮説費は70%、現場管理費は40%、一般管理費は50%としました。
2つ目は、中小零細業者を守るため、清掃委託業務や物品購入にも最低制限価格制度の導入を求めました。これまで法的根拠がないとされていましたが2002年の地方自治法施行令の改正で可能、多くの自治体でも採用されています。
併せて、公契約条例の制定を再度、求めました。
実現もとめひきつづき取り上げて行きます。
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