県警、倉敷市下水道工事で談合疑惑捜査へ。

 
 コンビナート

今日の朝刊には、岡山県警が倉敷市発注の下水道管埋設工事の入札で談合が繰り返されていたとして市内業者３０社を捜索したと報道しています。
入札参加業者は、それぞれ約２０社で、工事の予定価格は３千万円から５千万円。いずれも落札率（予定価格との落札価格の比）は９４％。
県警は、暴力団捜査の過程で談合情報を入手し、強制捜査に踏み切ったと報道しました。
真相解明が求められます。

Comments

[投稿情報: 名無し]

①「暴力団」が「工事の予定価格」を決めていたのでしょうか。
②違うとすると、どんな経路で倉敷市から暴力団に漏らしたのでしょうか。
③漏らした対価は何で、誰が受け取っていただったのでしょうか。当事者は名乗り出て事実解明と犯罪捜査に協力すべきでしょう。
④今の市長になってから、不祥事が続々と出てきている印象がありますが、隠蔽しないから表面化しているのでしょうか、それとも不祥事が多く隠し切れなかった分が出ているのでしょうか。

[投稿情報: 名無し]

「入札の前に予定価格を公表」を知りませんでしたので、的外れなコメントをしました。

「市契約課によると、問題の工事は今年２７件実施された水島支所管内（水島、連島、福田地区）の下水道管の埋設工事の一部。入札の前に予定価格を公表し、一般競争入札で行われたという。」
（asahi.com:談合容疑で建設会社 捜索-マイタウン岡山、
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001011240001 ）

談合をしたら入札に半永久的に参加できないなど、談合に加わるのを断れる防壁を設ける必要がありますね。

[投稿情報: 関係者]

工事の予定価格はあくまで倉敷市が決定します。ただ、その工事をいくらで落札するかは、業者の判断によります。
本来、入札参加者を公表しない方が良いのですが、倉敷市はそれを公表していたため、談合の温床となっていた模様。
このような悪しき習慣は、過去から延々と繰り返されてきており、市の担当者及び管理者においても周知の事実であったことは疑いようもありません。
また倉敷市の場合、どのような経路で業者が落札しようが、特定の業種の仕事は特定の業者に回すように決まっていたようです。ここにヤクザの関連があるとされているようです。
当然、談合を仕切っていたのもヤクザのフロント企業という疑いが出てきて然るべきでしょう。恐らくその通りです。