今日、午後党岡山県議団・倉敷市議団は、三菱自動車工業(株)水島製作所を訪問し、「ばいじん濃度測定未実施などの法違反に抗議し、確実な再発防止を求める」申し入れを行いました。
水島製作所の大気汚染防止法等に関しての「不適正」事案の内容・特徴は、ばい煙発生施設108機のうち温風暖房機・ガス浸炭炉など18機についてばい煙濃度の測定、そのものを実施していないこと、もう一つの特徴は、ばいじん濃度、大気汚染防止法以外の法令に定められた検査などをしていないこと、そうしたした施設があることを行政に届けることを怠っていたことです。
何故そのようなことになったのか、その原因・理由については調査中としました。しかし、水島製作所が出している文書には、「今回の件の重大さを真摯に受け止め、環境関連業務に関する管理体制を抜本的に見直す」としているように、生産に結びつかない環境業務、地域市民の健康を守る社会的責任を遵守する意識が薄いことが透けて見えることです。
同時に、法に定められた調査事項を企業が正しく守っているのかどうか、それを担保する行政のチェック機能がまったく有効に機能していないことです。
こうした未実施や虚偽報告をした企業が再発防止に全力を尽くすことと同時に、見抜けなかった行政の検査のあり方も厳しく問われねばなりません。行政の持っている機能の重大性を理解すべきでしょう。行政の検査のあり方もまた、是正が求められているのです。
> 「今回の件の重大さを真摯に受け止め、
何十年もやっていたのだから、処分すべき人がたくさんいると思います。
三菱自動車社内で何人を懲戒処分したのでしょうか。
欠陥車で会社が傾くほどになっても三菱の経営者が非を認めず、裁判で争ったくらいですから、相も変わらずですか。
投稿情報: 名無し | 2011/03/29 00:47