13日、これまで原発の危険性を早くから指摘してきた日本共産党の吉井英勝衆議員が衆院内閣委での質問を読みました。
福島第一原発での政府の対応をただしたものです。
① 放射性物質の海洋投棄は、ロンドン条約違反、「低レベル」汚染水を放出した、「低レベル」かどうかの判断には「核種」ごとのデータが必要としてデータを明らかにするよう求めました。
② 海水の注入には個人的思惑や東電の利益、廃炉をおそれ判断が遅れたこと、また、原発内の加速度などあきらかにされず、基礎的データが公開されていないなど指摘し、政府は改めて公表を指示するとしました。
また③では、 情報収集衛星(スパイ衛星)98年度から8248億円使っているこの画像を大災害救援に使うよう求めました。
枝野長官は「最大限の活用をするよう指示する」と述べています。
吉井議員は、京大の工学部原子核工業科で学んだ専門家で政府の答弁はたじたじとの印象でした。
石原知事は国民に責任を押し付けるようとして「天罰」と言ったけれども、産業界全体の利潤の極大化が為せる業ですね。
「過剰な安全性基準はコスト高につながり、結局、利用者の電気料金に跳ね返ってくる」
震災前に東電幹部がよく口にした言葉だ。」
【原発事故7場面検証】(1)電源喪失 安全とコストを天秤+(2/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110409/dst11040908290008-n2.htm
投稿情報: 名無し | 2011/04/20 00:43