倉敷市環境リサイクル局は、関東電化工業(株)水島工業から事業場排出水について不適正事案があったと23日、発表しました。
この工場の製造品は、苛性ソーダ、塩素系有機溶剤、シクロヘキサン、三フッ化塩素などとあります。
この事業者からの報告によると、「水質汚濁防止法および公害防止協定で規制される項目(COD、全窒素、全リン)について、調査した結果、過去倉敷市に対し報告数値に間違いがあった、規定される総排出規制値を超過していた、今回の事案について、発生原因の究明と再発防止策を検討します」とあります。
市は、法と協定の遵守の徹底と原因究明および再発防止を指導するとしています。
しかし、この発表だけでは、いつ頃から、どのような数値での報告で、どの物質がどのぐらい規制値を超えていたのか、環境への影響、被害状況の行方は、等はまったく定かでありません。
もう少し丁寧な、わかるような報告を求めたいと思います。
杜撰さが次々と表面化してくると、環境だけでなく安全や防災についても、点検しな直しが必要に思います。
投稿情報: 名無し | 2011/05/23 23:15