市の下水工事談合疑惑で逮捕者、実態解明が急がれます。

 
なわしろいちごの花

倉敷市発注の下水道工事談合容疑で業者が逮捕されています。高率落札で得た利益が暴力団に流れていた可能性があると、県警が実態解明を進めているとあります。
昨年１１月、県警が談合疑惑でいっせいに家宅捜索に入って以来の動きです。
報道では、下水管埋設工事２５件の落札率９４％台とありますが、高率落札は２５件どころではありません。
談合が明確になれば、業者へペナルティが課せられます。不正に市の公金が使われたのですから当然、返還されなければなりません。市はどこまで返還させるのでしょうか、注目されます。

Comments

[投稿情報: 名無し]

①「岡山県警組織対策二課と倉敷、児島など６署」となっているので倉敷市内だけではないのでしょうか。

「２５日、榊原建設社長榊原修（４７）＝倉敷市福井＝と、同社元営業部長の無職千田広行（５６）＝同市広江５丁目＝の両容疑者を競売入札妨害（談合）の疑いで逮捕した。」
okanichi.co.jp:公共工事で談合主導 倉敷市の一般競争入札 建設会社社長ら逮捕
http://www.okanichi.co.jp/20110526121158.html

②「売上高合計」が足踏みしているのに、「営業キャッシュフロー」「経常利益」「利益剰余金」が右肩上がりです。
談合によるものでしょうか。

榊原建設[33-016107] - 経営事項審査・財務状況 | Ullet（ユーレット）経審
http://keishin.ullet.com/33-016107.html

[投稿情報: 通りすがり]

談合事案は下水道工事だけなのでしょうか？
当該建設会社は児島地区の公民館の建設や市内の小中学校等、大型公共工事でよく見かけました。
すべてでは無いにしろ疑惑は残ります。
この会社の該当事案は根が深いのではないでしょうか？
逮捕された社長は全身に刺青が入っており、元は暴力団関係者であり、某県会議員の有力支援者・後援者であるというのは周知の事実であります。
政治的なものが働いていたか否かは不明だが、この会社が関与した全ての公共事業について、司法の協力も得ながら遡って調査する必要があるのではなかろうか。

[投稿情報: 名無し]

これだけやっていても倉敷市は気が付かなかったようですね。

「捜査関係者などによると、榊原建設は地元談合組織の中心的存在で、暴力団員が会社事務所によく出入りしていた。千田容疑者が談合を仕切り、工事を落札した業者からみかじめ料（用心棒代）を徴収したり、榊原建設系企業を下請けに入らせたりした。談合に応じないと脅されるため、恐れて談合に参加した業者も少なくないという。」
asahi.com:容疑の１人、元組幹部／倉敷市談合-マイタウン岡山
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001105270001

[投稿情報: 名無し]

> 某県会議員の有力支援者・後援者であるというのは周知の事実であります。（「通りすがり 」さん）

不当要求を撥（は）ね返せるだけの「身分保障」と組織的な「バックアップ」が必要です。

「中島氏は、地方などで特定の党派に従わないために公務員の身分が脅かされている事例をあげ、「法律が定める事項以外では不利益処分を受けないという身分保障と、それをバックアップする機関があってはじめて全体の奉仕者として貫徹できる。一連の制度のしくみをつくる必要がある」と指摘しました。」
原発事故 「独立した規制機関を」/山下議員に元人事院総裁
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-05-31/2011053104_03_1.html