ブータン国王夫妻がわが国を訪問されています。なんとも愛くるしい夫妻です。
しんぶん赤旗の潮流欄によれば、ブータンという国は四国の倍ほどの広さに70万人が住んでいる、アジアでもっとも貧しい国の一つといわれながら医療や教育はほぼ無料、食料も自給に近いとあります。
この国は、「GNPよりGNH」を訴えているのだそうです。経済の大きさを計る「国民総生産」より人の幸せ度「国民総幸福」が大切と。
「GMH]の基準は4つ、「生態系の豊かさ」 「伝統文化や精神文化の豊かさ」 「経済的豊かさ 経済は公平で公正でなければならない」 「良い政治」だそうです。
一人ひとりが抱く幸福感とは別に、社会に共通する幸福の大きさに、ものさしを試みるGNH。
日本社会にもこうした視点が必要です。
4つの言葉、経団連や民主や自民の大企業優先政治家に送りたいものです。
> 4つの言葉、経団連や民主や自民の大企業優先政治家に送りたいものです。
天皇に「不敬」をしてまで「ブータン国王夫妻」と面会を避けた閣僚まで出る始末で、全く受け付けないから困ります。
日本は、日本国憲法を発展させ、大企業・多国籍企業の支配する資本主義を転換し、幸福追求権を基礎とした福祉主義を国是とすべきでしょう。
投稿情報: 名無し | 2011/11/18 20:23
「
「亡霊」とたたかう 奥平 康弘さん
現在、憲法審査会を発足させ、(憲法改正)原案づくりで、「今を逃したらダメだ」という判断なのか、ピッチを上げています。“眠っていた問題”が、3・11を機軸にして出てくる可能性を認識する必要があります。
9条だけでなく、13条(幸福追求権)や25条(生存権)から学び、吸収しないといけないのが「正義」です。それがようやく現れてきています。
それは単に政治的なものではなく、人間の共同体の根幹に関する「正義」、生きがいを見いだす目的にかかわる手続きが憲法だとようやく出てきたのです。(日本人が)60年かけてつかみかけ、3・11によって再認識しているときに、憲法改正問題がまるで「亡霊」のように出てきた。
一つここで、あらためてふんどしを締め直し、たたかいに挑む必要があります。
」
憲法と復興・原発 焦点に/「九条の会」全国交流集会開く
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-20/2011112001_01_1.html
投稿情報: 参考 | 2011/11/20 17:57