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2011/12/21

コメント

白井浩子

大変、遅くなりました。
今日のブログに、周期律表、など、ありましたので、ここに投稿します。

倉敷での放射線測定の件、研究者仲間に問いました。(末尾に、返信を掲載します。1-5)
田儀さんが疑問に思うところ(核心)に、すぐには響かないと思います。
ともかく、大意を伝えます。

結論としては、「自然放射能」)いわゆるバックグラウンド)に近いレベルの量の場合、正確な測定は難しい、ということです。
ですから、一方では、「その測定地では、異常な度合いが大きくない」とも理解でき、また、他方では、「どれほどが異常かは専門家が必要となる」ということだと思います。

つまり、田儀さんが測定した値から、「倉敷の年間被曝量を計算することは、まだ出来ない」、ということになります。
限度の値に近い場合、どれだけ「超えたか」を正確にいうことは、一般市民では難しい、ということです。

さぞかし、釈然としないと思います。
でも、「大幅に「限度」を超えていないことは捉えられた」ことになります。
一般的に、岡山は花崗岩が多いのです。花崗岩の中には、放射線を出す物質が存在するので、花崗岩が少ない土地よりは、いわゆる「バックグラウンド」としての放射線量は、岡山は高いのです。

参考までに、私の問いに対して送られた返信を掲載します。1-5。

1) 自然放射線は地中、空中(ラドン)と宇宙から、特に宇宙からは変動し、自然放射線も測定ごとに少量でも変動します。
2) それ故、自然放射線と同程度以上の人工の放射線を存在する場合は明確ですが、微量の人工放射線の増加を判定するのは極めて困難です。
3) 測定器が放射線の変化を測定できているとして、しかし、1回の測定値では、比較できるほど有意な測定値ではないと思います。  
  その場所で、月の上旬10日間同一場所同一時間に測定して、最大値、平均値、最小値を求め、以前の岡山(あるいは倉敷)の最大値、平均値、最小値と比較すれば、ある程度の考察ができると思います。さらにこれを2ヶ月続ければ、6個の測定値集団が出来ますから、意義のある比較できるでしょう。
4) 今は新しく放射性物質は放出されていませんからこのような測定方法も可能と思います。
5) 測定器はどの程度の物かが問題です。
  A ついている説明書から判断する。
  B 川崎医大あるいは水島共同病院などで専門家に調べてもらう。

名無し

①地表が放射能汚染されたのなら、雨水が溜まる箇所や下水処理場の汚泥を測定したら、汚染されていれば値が大きく出るので、判定がし易いと思います。

②堆肥などの汚染された産物が搬入されたのは明らかですから、放射能汚染が広がっていないのか、家庭ゴミや産業ゴミの焼却灰を月一度は調べてもらいたいです。

③数十年で燃料が枯渇するのに、原子力発電みたいな危険なことを、なぜやるのでしょうか。
燃え滓(かす)は、半減期があるとは言っても、いつまでも危険な状態が続きます。
泥鰌(どじょう)の頭では考えられないのでしょうか。

参考

レベル7 原発作業員の抵抗(上) - 「しんぶん赤旗」日刊紙
http://www.jcp.or.jp/akahata/web_daily/html/pr/20111117-level7-1.html

名無し

前震・本震・余震や津波や爆発や壊れた後の重力や風化の影響や応急処置の短い寿命などで、元々問題があった設備がガタガタになっているのかと心配されます。

「東京電力は1日、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの循環冷却に使っている配管から水漏れが起きている可能性があると発表した。プールの水位に変化はなく冷却を続けている。
 プールからあふれた水がたまる「スキマーサージタンク」の水位が、同日午後2~5時に毎時約8センチ下がった。これまでも主に自然蒸発で水位は下がっていたが、毎時1.7センチ程度だった。
 水は、このタンクから配管を通って熱や不純物が取り除かれ、再びプールに戻る。東電は、配管の接続箇所などで漏れが起きたとみて原因を調査している。(共同)
毎日新聞 2012年1月2日 0時44分(最終更新 1月2日 1時49分)」
福島第1原発:燃料プール冷却の配管から水漏れか - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20120102k0000m040049000c.html

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