４月から中学校で、武道必修化。子どもの安全性は守れるのか。

紅梅

この４月から中学校では武道が必修化となります。武道は、柔道・剣道・相撲です。
先日の共産党市議団の懇談会でも柔道の危険性が出されました。内田良名大の調査によれば過去２８年間で１１４人が死亡、２７５人が重い障害を負う事故が続いていると述べています。
柔道でこうした重大事故がなくならないのは、安全配慮に欠けた指導者の姿勢があるとされています。
この面から言うと、一週間の研修で「黒帯」を与え、指導者にするというのは言語道断です。
共産党は、事故を医科学的に解明し、再発防止策をたて、安全の確保を最優先に考えるべきと主張しています。

Comments

[投稿情報: 名無し]

> 一週間の研修で「黒帯」を与え、指導者にする

日本の柔道界の「黒帯」とは、そんなものだったのか。
テキトーだ。
世界中から笑われそうだ。

礼儀を教えるだのとするのなら、茶道を教えたら、もっともっと精神鍛錬になると思う。

[投稿情報: 参考]

「[報告,2/12,asahi.com]【フォーカス】中学武道、今春から必修に」
だださいど -sociology from the dadaside- - Yahoo!ジオシティーズ
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/soc_darkside

「名古屋大大学院の内田良・准教授（教育社会学）は、石川県など東海・北陸７県で２００９年、１０年度に学校で起きた柔道の負傷事故（３００４件）を授業中と部活動中に分け、死亡事故に至りやすい頭部外傷の割合を比較した。

　その結果、授業中は１０・７％と、部活中に比べて２・５倍も高いことが分かった。特に女子ではその差が顕著で、約５倍だった。授業は安全だと思われがちだが、「授業中の頭部外傷は死亡事故と紙一重にある」と指摘する。」
asahi.com:【フォーカス】中学武道、今春から必修に-マイタウン石川
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001202130004

[投稿情報: 参考]

「柔道が危険なのではない。医学的知見を欠いた経験頼りの指導と、事故が起きても原因究明がなされず、再発防止策もとられないという環境こそが問題なのだ。まずは必修化を延期したうえで、部活動も含めて国民が納得できる安全確保の仕組みを構築しなければならない。」
社説：武道必修化 柔道は延期すべきだ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20120212ddm004070003000c.html