今度は、ＪＸ社、コンビナート事故です。

今年、６件目のコンビナート事故です。
ＪＸ日鉱日石エネルギー（株）水島製油所Ａ工場で原料油を減圧下で蒸留分離する装置で出火しています。
この写真は、たまたま船穂丘陵地にいた私が撮ったものです。黒煙をあげる下部で断続的に炎が見えます。
確認時間は午前１０時４０分頃だったように思います。
午後３時の段階で人的被害なし、物的被害は調査中、原因　調査中、鎮火は未定と消防局は発表しています。
この発表では、ＪＸ社側から１１９番通報は午前１１時２９分となっています。
出火時の確認時間は明記されていませんが通報が遅れているのでは。

今年、６件目のコンビナート事故の内、３件がＪＸ社です。ＪＸ社は海底トンネル事故、ＬＰガス球形タンク検査虚偽報告など、ＪＸ社は分野ごとの総点検が必要です。

最終発表では、１８時５７分鎮火。

Comments

[投稿情報: 名無し]

組織的にも、設備の面でも、危ない会社ですね。
水島の特区は止めにすべきです。

[投稿情報: 参考]

「同社によると、プラントは、重質油を蒸留し、車のエンジンや工作機械などに使用される潤滑油の原料に分離、精製する装置。社員が監視モニターで異常に気付き１１９番した。周辺プラントへの延焼はなかった。

　Ａ工場では２０１１年７月、別の同型プラントでも腐食した配管ノズルから漏れた重油が自然発火し、大規模な火災が起きている。

　Ａ工場はＪＲ倉敷駅から南西約11キロの水島コンビナート内に立地。同プラントは１９６８年に完成した。同社によると、２０１１年10月の定期検査で異常は見つからなかったという。」

ＪＸ水島製油所で火災　７時間半焼ける、けが人なし - 山陽新聞ニュース
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012080522145220/