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今日の報道では、琉球大の大滝丈二准教授の研究チームが福島第一原発事故による放射性物質の影響でチョウの一種「ヤマトシジミ」に遺伝的な異常が出たと調査結果を発表しています。それによると、いわき市や広野町など福島県内のチョウは、子の世代で死ぬ確率がほかの地域に比べて高い、線量が高い地域ほどオスの羽のサイズが小さくなっていたそうです。放射能の影響は怖いもの。
Wikipedia のページに「DNAの立体構造」の模式図がある。 これを見ながらだと、「遺伝情報を担う物質」に「放射線(微粒子や電磁波)」が当たれば壊れるというのは想像し易い。 壊れてもある程度は修復する機能が働くが、働かないことがあるのは知られている。
福島原発の原子炉の中の様子が掴(つか)めていないから、放射性物質をどのくらい吹き飛ばし撒き散らしたか(残っているのがどのくらいか)が判らない。 核燃料プールの中に爆発前のまま全部残っているのかも判らない。
「大瀧准教授」は「人間はチョウとは全く別で、ずっと強いはずだ」と言うが、人間の遺伝子はずっと複雑だから、影響の発現の仕方も様々で、何が起きるか想像がつかないのではないかと思う。
それに、子孫への影響だけでなく、現世代、特に胎児・乳幼児・学童・若年者らへの影響が、遺伝によるだけでなく、体の組織にも直接的に生じる。
政府が周到な対策を採っているようには見えない。 広島や長崎でアメリカが被爆者の情報を集めたが、福島を中心とした地域でも同じことが行われるだけの汚染が生じたのは確かだと思う。避難もできず悔しいと思う。
デオキシリボ核酸 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%9C%E6%A0%B8%E9%85%B8
「大瀧准教授は「影響の受けやすさは種により異なるため、他の動物も調べる必要がある。人間はチョウとは全く別で、ずっと強いはずだ」と話した。」
チョウの羽や目に異常=被ばくで遺伝子に傷か―琉球大 - Infoseek ニュース http://news.infoseek.co.jp/article/120810jijiX028
投稿情報: 名無し | 2012/08/12 22:13
福島原発は、大震災以降、いったい幾らかかることになるのか。 また、幾らの損害を与えたのか。 計数がはっきりしない。
なぜ、東京電力がのうのうと存続できているのか、不可解だ。 東京電力の原発を切り離して、残りの全資産を売却してその全額を廃炉の費用や損害賠償などに充てるべきだと思う。
「福島第一原発の廃炉費用は数兆円に上る見通し。」
東京新聞:福島廃炉で研究チーム 産官学連携し技術開発:政治(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012081302000081.html
投稿情報: 名無し | 2012/08/13 13:41
「本紙が今夏の発電実績を参考に原発を除く関電の発電設備能力を調べたところ、火力、水力、揚水、地熱・太陽で計二千八万キロワット。これに中部電力など他社からの融通電力など七百四十二万キロワットを加えると、計二千七百五十万キロワットで、これまでのところ大飯3、4号機のフル稼働がなくてもカバーできた計算になる。」
東京新聞:猛暑の10年より13%低く 関電管内 節電要請6週間 最大需要:社会(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012081502000108.html
投稿情報: 参考 | 2012/08/15 11:20
「EUはストレステストの最終報告を秋にも発表するが、原発保有国十四カ国の原発に「閉鎖が必要となる深刻な欠陥はない」との結論を維持する見通し。グリーンピースが即時閉鎖を求めたベルギーのドール原発では最近、原子炉にひびとみられる異常が見つかり運転が停止されており、EUの評価の信頼性に疑問が広がっている。
日本政府は、EUテストを参考に原発の再稼働を認める条件として「安全評価」を導入、EU方式への疑問は日本にも影響を与えそうだ。」
東京新聞:EU耐性評価揺らぐ 原子炉12基閉鎖要求:国際(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012081902000108.html
投稿情報: 参考 | 2012/08/19 17:19
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Wikipedia のページに「DNAの立体構造」の模式図がある。
これを見ながらだと、「遺伝情報を担う物質」に「放射線(微粒子や電磁波)」が当たれば壊れるというのは想像し易い。
壊れてもある程度は修復する機能が働くが、働かないことがあるのは知られている。
福島原発の原子炉の中の様子が掴(つか)めていないから、放射性物質をどのくらい吹き飛ばし撒き散らしたか(残っているのがどのくらいか)が判らない。
核燃料プールの中に爆発前のまま全部残っているのかも判らない。
「大瀧准教授」は「人間はチョウとは全く別で、ずっと強いはずだ」と言うが、人間の遺伝子はずっと複雑だから、影響の発現の仕方も様々で、何が起きるか想像がつかないのではないかと思う。
それに、子孫への影響だけでなく、現世代、特に胎児・乳幼児・学童・若年者らへの影響が、遺伝によるだけでなく、体の組織にも直接的に生じる。
政府が周到な対策を採っているようには見えない。
広島や長崎でアメリカが被爆者の情報を集めたが、福島を中心とした地域でも同じことが行われるだけの汚染が生じたのは確かだと思う。避難もできず悔しいと思う。
デオキシリボ核酸 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%9C%E6%A0%B8%E9%85%B8
「大瀧准教授は「影響の受けやすさは種により異なるため、他の動物も調べる必要がある。人間はチョウとは全く別で、ずっと強いはずだ」と話した。」
チョウの羽や目に異常=被ばくで遺伝子に傷か―琉球大 - Infoseek ニュース
http://news.infoseek.co.jp/article/120810jijiX028
投稿情報: 名無し | 2012/08/12 22:13
福島原発は、大震災以降、いったい幾らかかることになるのか。
また、幾らの損害を与えたのか。
計数がはっきりしない。
なぜ、東京電力がのうのうと存続できているのか、不可解だ。
東京電力の原発を切り離して、残りの全資産を売却してその全額を廃炉の費用や損害賠償などに充てるべきだと思う。
「福島第一原発の廃炉費用は数兆円に上る見通し。」
東京新聞:福島廃炉で研究チーム 産官学連携し技術開発:政治(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012081302000081.html
投稿情報: 名無し | 2012/08/13 13:41
「本紙が今夏の発電実績を参考に原発を除く関電の発電設備能力を調べたところ、火力、水力、揚水、地熱・太陽で計二千八万キロワット。これに中部電力など他社からの融通電力など七百四十二万キロワットを加えると、計二千七百五十万キロワットで、これまでのところ大飯3、4号機のフル稼働がなくてもカバーできた計算になる。」
東京新聞:猛暑の10年より13%低く 関電管内 節電要請6週間 最大需要:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012081502000108.html
投稿情報: 参考 | 2012/08/15 11:20
「EUはストレステストの最終報告を秋にも発表するが、原発保有国十四カ国の原発に「閉鎖が必要となる深刻な欠陥はない」との結論を維持する見通し。グリーンピースが即時閉鎖を求めたベルギーのドール原発では最近、原子炉にひびとみられる異常が見つかり運転が停止されており、EUの評価の信頼性に疑問が広がっている。
日本政府は、EUテストを参考に原発の再稼働を認める条件として「安全評価」を導入、EU方式への疑問は日本にも影響を与えそうだ。」
東京新聞:EU耐性評価揺らぐ 原子炉12基閉鎖要求:国際(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012081902000108.html
投稿情報: 参考 | 2012/08/19 17:19