稲と蜘蛛
9月議会は、今日、最終日でした。痛快なことがありました。
それは岡山県教職員組合が提出した請願「少人数学級の推進など定数改善、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の提出」を求める議案、文教委員会では、自由民主クラブ会派などの反対で委員会で不採択されたものを、本会で逆転で採択に持ち込んだことです。
岡山県、倉敷市の児童生徒の基礎学力や暴力・不登校などの問題行動が全国のなかでもワーストレベルの憂慮
すべき状況で、今議会でも教育問題が大きく取り上げられたところです。
この請願の方向は、確かな今置かれている教育の打開の一つの方向だということは間違いありません。
伊東市長の最大与党自由民主クラブの態度は、極めて不見識といわざるをえません。
自由民主クラブなどの反対にもかかわらず、本会議多数で採択したことは、倉敷市議会が面目を保ったといえるでしょう。
委員会での不採択を、本会議で採択と逆転したことは痛快でした。うれしいことでした。
個人の自律を促すのなら、それに相応しい環境が必要です。
教育制度もその一つです。
できる環境を用意せず、渦中に放り込むのは、無責任にと言うに尽きます。
ましてや、子どものことです。
投稿情報: 名無し | 2012/09/24 21:06
> 伊東市長の最大与党自由民主クラブの態度は、極めて不見識といわざるをえません。
教育については、(安全対策はお留守でも)柔道などの武道には力を入れ、基礎学力の確実な習得などには、考えが及ばないし、予算を振り向けるなど考えもしないのだろうかな。
自民党は、総裁候補選挙で、戦時色です。
これでは末世ですね。
「石破茂前政調会長(55)は、北海道が抱える北方領土問題と沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中の対立を絡め「構造は同じだ」と指摘。「海上自衛隊の北海道への展開能力を上げていかないといけない」と、当該地域で自衛隊を増強させることの必要性に踏み込んだ。」
東京新聞:「領土・安保」偏り 社会保障二の次 自民総裁4候補が演説:政治(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012092502000126.html
投稿情報: 名無し | 2012/09/25 09:08
支配者に迎合した大手マスコミが持ち上げ続けた結果ではある。
「また、右傾化は「日本の指導者の反映だ」と指摘。自衛隊員の息子で外交政策は日米同盟を基軸とする「タカ派」の野田佳彦首相、自民党では「自衛隊は領海侵犯者に威嚇射撃ができるようにすべきだ」と主張する石破茂前政調会長、「油断していたら領土は強奪される」と述べる石原伸晃幹事長のことを紹介しています。
戦力を持たないことなどを定めた憲法9条の下で集団的自衛権が行使できないことを「変えようとする動きが強まっている」と述べ、新党「日本維新の会」で国政に乗り出した橋下徹大阪市長の名前も挙げています。また、「野田首相の後に政権を担いそうな自民党は、さらに大胆な措置を取り、9条を徹底的に見直す憲法改定を企画している」と指摘しています。」
“右傾化する日本”/ワシントン・ポスト紙が論評
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-25/2012092501_02_1.html
投稿情報: 名無し | 2012/09/25 15:10
①この先、北朝鮮に遅れを取るのではないか、と懸念されます。
「現行十一年間の無償義務教育制を十二年に拡大する法令を採択した。 」
「義務教育期間の拡大は、現行四年の小学校教育を五年に延長。就学前一年、小学五年、初級中学三年、高級中学三年となる。」
東京新聞:北朝鮮 予算委員長に経済改革派:国際(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012092602000093.html
②落ち零(こぼ)れを作らない教育ができる仕組みを構築すべきです。
一度聞いて理解できる人は稀です。
分からなければ何度でも聴けるような環境が必要です。
基礎が固まってくれば判断力が高まり自立心が芽生え独り立ちします。
また、互いに助け合うことが自らを助ける社会を構成し、社会総体の力量・活力を上げるべきです。
当然、そのために必要な予算や社会的資源を振り向けるべきです。
正当にルールづけされた本当の意味での競争は、社会の発展を促します。
格差を放置した状態では、弱肉強食だけが支配します。
投稿情報: 名無し | 2012/09/26 10:37