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2014/04/30

コメント

七誌

> 生産・効率追求一辺倒

というより、利潤・利益一辺倒、です。

資本の「欲望」ですね。
何年か前に、アメリカのロングタームキャピタルマネジメント、通称:LTCM、が破綻しました。
資本家でもある経営者も破産したはずです。
高収益を上げていたファンドを運営するこの会社に巨額の資金が集中していました。
この会社が破綻したために資金の出し手も破綻しました。
しかし、日本の金融機関の破綻でもそうであったように、こういった危機の中でうまい汁を吸う資本もいたわけです。
「物」を「神」様扱いするのを<物神化>といいますが、資本が人類の上に君臨してしまっています。資本は、人を使いますし、捨て去ります。その一部分は道連れと一緒に破綻もします。
マルクスの共産主義の理想は、これを、物の管理を行う正常な状態にしようとしたものです。
自覚的に、効果的に、資本を規制しないといけません。
(自由といっても資本の自由な「運動」でしかない)新「自由」主義のような野放しにしていたら悲劇が続きます。

小野友久

共産主義社会は資本主義の行き着く果てに出現する(という)のですから、資本の規制をしては、その妨害になると言わなければなりませんね。

七誌

その出典はどこなのでしょう?

自然に共産主義が生まれてくるものではありません。
資本を規制したた資本主義が発展しないということでもありません。条件が整って均整の取れた発展を示すでしょう。
といった主張を否定するのはナカナカ骨が折れるでしょう(笑)

歴史は一回だけしか起きません。
これからどうなるか誰にも分かりません。
名人でも苦労して勝っています。負けることも多い。歴史も同じでしょう。

まっ、あなたはあなたで、せいぜい「高踏」的に生きて下さい(笑)

七誌

> 資本を規制したた

資本を規制したら

と訂正

小野友久

> その出典はどこなのでしょう?

マルクスですね。

ただ、あなたのコメントを読んで、私のコメントの後半は間違っていると気づきました。

資本を規制しようがしまいが、そんなことにお構いなく、「資本」は突き進む、と言うべきなのでしょう。
「条件が整って均整の取れた発展」なんて、マルクスが聞いたら大笑いするでしょう。


> 名人でも苦労して勝っています。負けることも多い。歴史も同じでしょう。

何の話ですか? 囲碁将棋?(笑)


> まっ、あなたはあなたで、せいぜい「高踏」的に生きて下さい(笑)

あなたこそ、日夜、人類の希望という名の星を眺めて「高踏」的に生きていらっしゃるようで、羨ましい限りです(笑)。

小野友久

あっ、もちろん、私はマルキストではないので、「資本」の規制には賛成で、「均整の取れた発展」を目指すのがよいと思っています。

ただ、マルキストの方がそれを言うのは可笑しいと思いましてね…。

嗚呼、七誌様がマルキストでないなら、余計なツッコミでした。平にお詫び申し上げまするぅ。

七誌

マルクスは、共産主義社会について、僅かの推定しか残していません。

しかし、マルクスやエンゲルスから学んだレーニンが、国家は死滅する、と繰り返し書いた文書があります。
それは無政府主義ではありません。

相当に長いかもしれない移行期間があるはずで、それも革命が成功する前から始まるものもありえます。

弁証法は、全否定してしまう考え方ではありません。
民主主義的に何が取り残されるかはこれからの歴史が決めることです。

日本共産党は、慎重な人たちが多いようで、言い回しもそう感じますが、綱領を読めば、ある程度は、どんな考え方をしているかが分かります。

「小野友久」氏の言われる「マルキスト」が他の流れにはいると思いますが日本共産党とは相性が悪そうですね。

私はマルクスに敬服しています。
しかし、キリスト教の聖書からそこに止まらずに発展しているカトリックのように、「紀元」前後に止まることはないでしょう。

七誌

> 何の話ですか? 囲碁将棋?(笑)

どちらもです。

大リーグに行った投手は勝ち続けているようですが。

ディーラが十年勝ち続けて、次の三年で全て霧散させ赤字にしてしまったそうです。
ディーラも、コンピュータシステム化の波に勝てず、クビになる人が多いとか。

小野友久

日本のクリスチャンは聖書の残酷な部分を読まない。日本人の心情に合う「やさしい」ところだけ摘み食い的に読み、愛の言葉として引用する。

それと同様に、日本のマルキストはマルクスの冷酷で非情なところを読もうとしない。これまた、日本人の心情に合う「やさしい」ところだけ摘み食い的に読み、弱者救済の言葉として利用する。


>日本共産党は、慎重な人たちが多いようで、言い回しもそう感じますが、綱領を読めば、ある程度は、どんな考え方をしているかが分かります。

マルクス主義とは無縁の衆生ですね。言い回しが慎重なのは、もう死んでしまっている(と実は分かっている)共産主義をなんとか生きているように見せかけるレトリックの故でしょう。


> 「小野友久」氏の言われる「マルキスト」が他の流れにはいると思いますが日本共産党とは相性が悪そうですね。

そりゃ、当然。日本共産党が共産主義ではないのだから。


> 私はマルクスに敬服しています。

私もそうです。経済学は措くとしても、彼の人間性及び政治の本質についての洞察には恐るべきものがある。これを読まずしていったい他に何を読むべきか。
しかるに、入門書の類や不破哲三の講義を聴いただけでマルクスを読んだ気になり、それで「マルクスに敬服しています」などと言う輩がいるのは実に嘆かわしい。
それらは、日本の教会で読まれている「なまやさしい」聖書のような、「なまやさしい」マルクスに過ぎない。

七誌

カトリックには、カテキズムがあります。
現代版のカトリックの聖典といえるでしょう。
ページ数の割には廉価です(笑)

聖書に野蛮な点があるとすれば、古代やそれ以前が野蛮だったからでしょう。

新約聖書の福音書と旧約聖書は隔絶しています。キリストの正統化の根拠付けとして使われているにしても、別格のものでしょう。
新約聖書に「ヨハネの黙示録」が付いていますが、ローマ帝政の弾圧による影響でしょう。

マルクス主義が野蛮になるとすれば、現代が野蛮になっているからでしょう。
スターリンが野蛮になったのは、一つには、革命後対峙して負けたことのあるドイツに恐怖していたからでしょう。
ドイツの動向が分かっていても、革命の蜂起後約二十年しか経っていない弱体で、刺激になることを怖れて対処が遅れ、押し込まれるまで防衛線を構築できませんでした。
もちろん、スターリンのやり方の残虐性は重大問題です。

何が支配的かに応じるのが歴史です。

基本賃金24カ月連続減 3月の毎月勤労統計調査 比較的賃金の低い非正規労働者などの雇用が増えたことが影響していると考えられます。

2014年5月1日(木)
基本賃金24カ月連続減
3月の毎月勤労統計調査

 厚生労働省が30日発表した3月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上の事業所)によると、基本賃金にあたる「所定内給与」の平均は前年同月比992円減(0・4%減)の24万656円でした。基本賃金が前年同月を下回るのは24カ月連続です。比較的賃金の低い非正規労働者などの雇用が増えたことが影響していると考えられます。

しんぶん赤旗|日本共産党
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-01/2014050101_04_1.html

 特に高齢の区分所有者は再度マンションを購入する資力がない、民間の賃貸住宅を借りるにも高齢や連帯保証人を得られないことを理由に、住居を確保することができず、結果としてホー

2014年5月1日(木)
マンション敷地売却「改正」案
開発業者に適地確保!?
耐震不足を理由にするが…

 特に高齢の区分所有者は再度マンションを購入する資力がない、民間の賃貸住宅を借りるにも高齢や連帯保証人を得られないことを理由に、住居を確保することができず、結果としてホームレスになりかねません。

 またマンション区分所有者から賃貸している居住者はわずかの補償金で立ち退くことを迫られ、やはり生活基盤を失うことになります。

 耐震上、問題があるマンションの場合は耐震性を確保するため、改修や建て替えによって解決すべきです。

しんぶん赤旗|日本共産党
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-01/2014050119_01_1.html

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