市庁舎の木立の中、鳩が餌をついばんでいます。
今日、2月議会最終日でした。採決日でした。
共産党市議団は、2月議会に提案された104議案中7議案でした。
討論には住寄善志議員が立ちました。
討論中、力が入ったのは教育費「共同調理場建設」3億4582万円の予算です。
これは、市内6つの共同調理場のうち、4つの調理場を一つに集約するために用地購入と設計委託料なるものです。
倉敷市21世紀学校給食検討委員会答申では、「単独校方式を支持する」とあるものを無視し、突然、予算として提案されたものです。当時の検討委員であられた小児科の先生も「こんな大きな問題を市民の意見も聞かず、答申を無視して性急に施策を進めようとするのは、市政運営としては暴挙」と指摘されているように倉敷市政の歴史的汚点です。
1日に12000食の共同調理場工場。単独方式と比べ共同調理場でつくられた給食は、残滓が多いのです。
おいしさ、安全、食育、食材の地産地消などどの点からも問題です。
「子育てするなら倉敷で」の市長のスローガン、「現場主義」をかかげるスローガンは、実態を隠すものです。
市政の弱点は、このスローガン、その中にあるのではないでしょうか。
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