日本に初めて老人医療費を実現した深沢村長の物語、涙流れる。

                                   ゴミのことで視察、尾道市役所前は海でした。潮の香りのする役場でした。

昨日、映画いのちの山河・日本の青空Ⅱを見ました。この映画は、岩手県沢内村の村長、深沢まさおさんを取り上げた物語です。１９６０年全国に先駆け６５歳以上の医療費無料化を断行。１９６１年６０歳以上と乳児（1歳未満）に医療費無料化を拡大実施する。１９６２年全国ではじめて乳児死亡率ゼロを達成。この物語です。
もう、何年前になるでしょうか。「村長ありき、沢内村奮戦記」を読みました。記憶に残っていたのは、深沢村長が病で倒れ村に棺で帰ってくる雪深い峠道、村民が出迎え、村長の急逝を惜しむ場面、映画では最後のシーンでした。涙こぼれ、こころ洗われる映画でした。こうした映画は、未来への力を与えてくれます。多くの人に見てもらいたいものです。
この沢内村の医療費無料化は全国に波及。逆流が始まり１９８３年老人医療費無料制度廃止（国）２００８年後期高齢者医療制度導入（自公政治）２００９年自公政権大敗し、政権から脱落。
政治は市民のいのちを守ること、これが第一です。