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上の写真」は、高梁川の笠井堰を超えて流れる濁流です。7月14日、14時頃の流れです。昨日からの大雨で西阿知側の河川敷は冠水しています。明日にかけて大雨の予報が出ています。予報がはずれるのを祈るばかりです。
気象庁の週間天気予報を見ると、暫く夏の日照が続き暑そうです。
高梁川上流で大雨が降ったらどの位の比率でそのまま流れてくるのでしょうか。
広大な「東京都水道水源林」が説明されています。
東京の水道 平成21年度版|東京都水道局 安定した水源の確保 http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/suido/suido_h21-05.pdf
「水源かん養機能」「土砂流出防止機能」「水の浄化作用」が説明されています。 「水源かん養機能」「土砂流出防止機能」は洪水などによる水害を防止します。 こんなやり方で水利と治水と砂防などが考えられたら土木が環境保護と国土保全に役立ちます。
投稿情報: 名無し | 2010/07/15 01:20
蛇口を絞らずに溢れ出る水と格闘するのでは、後世のネタにされそうな滑稽さです。
「森林は雨水の一時貯留および浸透を促進する働きが大きいので.水防林や水源涵養林として保全されているところがあります.地中に深く浸透した水は,ゆっくりと時間をかけて河へ流れ出してきて,無降雨時の河川水の供給源となっています.洪水を減らし,水資源を増すという働きをしているのです.逆に流域の開発は流出率および流出の速度を大きくして,洪水を激しくします.」 ( 防災基礎講座 自然災害について学ぼう 気象災害 3. 河川洪水、河川の増水 http://dil.bosai.go.jp/library/bousai/kouzui/flood.htm )
ここから辿りました。
自然災害情報室 - http://dil.bosai.go.jp/cube/
「泥流 破壊力」で検索したら出てきた会社です。
国土防災技術株式会社 http://www.jce.co.jp/gijutsu/02_1_13.html
国や自治体が「流出率および流出の速度を」下げる政策を取れば、順応する企業なら儲けられます。
投稿情報: 名無し | 2010/07/15 10:16
名無し様 平成19年11月5日、国土交通省中国地方整備局が出した「高梁川の概要と課題」の中に河川水量に対する水利用率は52%(高梁川は利用率が高く渇水被害に弱い)とあり、計算式、平成15年で、水利権相当量1344/年間相流出量2606=52% 量の単位は書いていないのですが百万トンでは。直接設問の答えにはなりませんが。
投稿情報: 田儀 公夫 | 2010/07/15 22:57
「○「緑のダム」による治水機能の代替は可能か?」 「国土面積の約2/3を森林が占め、現在は歴史上森林が良好に保存されている時期に属し、これ以上森林を増加させる余地は少ない状況です」 (、主な施策:ダム - 国土交通省河川局、「緑のダム」が整備されればダムは不要か、 http://www.mlit.go.jp/river/dam/main/opinion/midori_dam/midori_dam_index.html )
「島津 九州の場合、今まであまり雪が降りませんから、雪害というのが目立ちません。私、ちょうど中国山地を歩いた時に、山口県の錦川の上流、美川町とか、錦町の辺り、特に春先のべた雪で倒れるのです。もう見事に、見事と言っては叱られるけれども、本当に無残に倒れたものがありました。 管理をきちっとしておけば、それもある程度防げたと思うのですが、もう植えたままです。植えたままだというと、大体植林の間隔が決まっているでしょう。地域によって違いますけれども、中国山地の場合は、おおよそ一・五メートルから一・八メートルに一本の割合ですね。それが植えたままですから、そのぐらいの間隔だったら枝をはったらもうすぐ隣へくっつくでしょう。そうすると、もう細かいものが上へ上へ伸びるしかない。上へばかり伸びてひょろひょろものが育つ。間を何本か間引いてやれば、そういうこともある程度防げるのですけれども、それがほとんど行き届いていない山はもうひどいことになる。錦町は特にひどかったですね。今の、中国自動車道の冠山トンネルから錦町側に出たところ、そこの南側がちょっとひどかったですね。そこから羅漢山へかけて。あの流域は、杉の成長が早いのです。 岩井 私ども建設省の重要な仕事に治水、洪水対策があるわけです。私もどちらかというと、そういう河川関係、治水関係の仕事が長かったわけですが、その治水、洪水対策を山との関係で考える時に、ひとつは植生がよくないと降った雨がどっと出てくる。流出率が大きい、あるいは洪水の到達時間が短いということは当然あるわけです。 それは、私どもが例えば直轄の河川で百年に一度の洪水だとか、二百年に一度の洪水だとかいっているが、ものすごい集中豪雨の時は、あまり植生は関係ないのですよ。やはり出てくるのです。ある程度の雨量であれば、木が多ければ出てこないことがあるわけですが、ある一定以上の雨量になればだっと出てくるので、あまり植生は関係ないと思うのですけれども、一番恐ろしいのはやはり土砂なのです。のり崩れだと思うのです。洪水の時に水だけ流れているのではなく、水が土砂と一緒に濁流となって流れる。要するに土砂が流れているということだし、当然その中に流木があるわけです。土砂及び流木が非常に災害を大きくすることがあるわけで、そういう意味で、やはり山が守られていないと我々サイド、洪水対策をやる側からいけば困る。やはりしっかり山が守られていないといけないということだと思うのです。」 (対話(1) 島津邦弘(中国新聞解説委員) 岩井國臣(建設省中国地方建設局長) 総都市化に健全な未来はない、 http://www.kuniomi.gr.jp/togen/iwai/togen09.html )
これも古いですけれど、高梁川や流量が出てきます。
衆議院会議録情報 第096回国会 建設委員会 第13号 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/096/0350/09605140350013a.html
田中元長野県知事はどなたを知恵袋にされたのか、味方に河川工学を勉強された方が必要ですね(笑い)。
投稿情報: 名無し | 2010/07/16 01:59
この人は民主党系?の愛知県清須市会議員で、特に「東海豪雨」から治山治水に熱心なようです。 ブログでも何度か触れています。
「明日は庄内川の源流がある恵那市へ出かけます。源流一帯の涵養林を豊かにする運動をどう進めるか。」(根本のりたか(nemoto19nori) on Twitter、 http://twitter.com/nemoto19nori/ )
中国の国家成立以来、治山治水は基礎なのに、「水害訴訟」で最高裁判所が国などの責任を認めなくなってから水害が増えたと思います。 大気汚染や水質汚染などに「公害」訴訟での勝訴と法制化が歯止めになったように、裁判所が認めないのなら、先回りして国の結果責任を法制化すべきでしょう。 損害賠償が認められれば、費用対効果を考えることになります。 浸水被害を予想していて対策を取らない無責任な状態では自然災害と見過ごせません。
投稿情報: 名無し | 2010/07/17 13:15
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気象庁の週間天気予報を見ると、暫く夏の日照が続き暑そうです。
高梁川上流で大雨が降ったらどの位の比率でそのまま流れてくるのでしょうか。
広大な「東京都水道水源林」が説明されています。
東京の水道 平成21年度版|東京都水道局
安定した水源の確保
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/suido/suido_h21-05.pdf
「水源かん養機能」「土砂流出防止機能」「水の浄化作用」が説明されています。
「水源かん養機能」「土砂流出防止機能」は洪水などによる水害を防止します。
こんなやり方で水利と治水と砂防などが考えられたら土木が環境保護と国土保全に役立ちます。
投稿情報: 名無し | 2010/07/15 01:20
蛇口を絞らずに溢れ出る水と格闘するのでは、後世のネタにされそうな滑稽さです。
「森林は雨水の一時貯留および浸透を促進する働きが大きいので.水防林や水源涵養林として保全されているところがあります.地中に深く浸透した水は,ゆっくりと時間をかけて河へ流れ出してきて,無降雨時の河川水の供給源となっています.洪水を減らし,水資源を増すという働きをしているのです.逆に流域の開発は流出率および流出の速度を大きくして,洪水を激しくします.」
( 防災基礎講座 自然災害について学ぼう 気象災害 3. 河川洪水、河川の増水
http://dil.bosai.go.jp/library/bousai/kouzui/flood.htm )
ここから辿りました。
自然災害情報室 -
http://dil.bosai.go.jp/cube/
「泥流 破壊力」で検索したら出てきた会社です。
国土防災技術株式会社
http://www.jce.co.jp/gijutsu/02_1_13.html
国や自治体が「流出率および流出の速度を」下げる政策を取れば、順応する企業なら儲けられます。
投稿情報: 名無し | 2010/07/15 10:16
名無し様
平成19年11月5日、国土交通省中国地方整備局が出した「高梁川の概要と課題」の中に河川水量に対する水利用率は52%(高梁川は利用率が高く渇水被害に弱い)とあり、計算式、平成15年で、水利権相当量1344/年間相流出量2606=52%
量の単位は書いていないのですが百万トンでは。直接設問の答えにはなりませんが。
投稿情報: 田儀 公夫 | 2010/07/15 22:57
「○「緑のダム」による治水機能の代替は可能か?」
「国土面積の約2/3を森林が占め、現在は歴史上森林が良好に保存されている時期に属し、これ以上森林を増加させる余地は少ない状況です」
(、主な施策:ダム - 国土交通省河川局、「緑のダム」が整備されればダムは不要か、
http://www.mlit.go.jp/river/dam/main/opinion/midori_dam/midori_dam_index.html )
「島津 九州の場合、今まであまり雪が降りませんから、雪害というのが目立ちません。私、ちょうど中国山地を歩いた時に、山口県の錦川の上流、美川町とか、錦町の辺り、特に春先のべた雪で倒れるのです。もう見事に、見事と言っては叱られるけれども、本当に無残に倒れたものがありました。
管理をきちっとしておけば、それもある程度防げたと思うのですが、もう植えたままです。植えたままだというと、大体植林の間隔が決まっているでしょう。地域によって違いますけれども、中国山地の場合は、おおよそ一・五メートルから一・八メートルに一本の割合ですね。それが植えたままですから、そのぐらいの間隔だったら枝をはったらもうすぐ隣へくっつくでしょう。そうすると、もう細かいものが上へ上へ伸びるしかない。上へばかり伸びてひょろひょろものが育つ。間を何本か間引いてやれば、そういうこともある程度防げるのですけれども、それがほとんど行き届いていない山はもうひどいことになる。錦町は特にひどかったですね。今の、中国自動車道の冠山トンネルから錦町側に出たところ、そこの南側がちょっとひどかったですね。そこから羅漢山へかけて。あの流域は、杉の成長が早いのです。
岩井 私ども建設省の重要な仕事に治水、洪水対策があるわけです。私もどちらかというと、そういう河川関係、治水関係の仕事が長かったわけですが、その治水、洪水対策を山との関係で考える時に、ひとつは植生がよくないと降った雨がどっと出てくる。流出率が大きい、あるいは洪水の到達時間が短いということは当然あるわけです。
それは、私どもが例えば直轄の河川で百年に一度の洪水だとか、二百年に一度の洪水だとかいっているが、ものすごい集中豪雨の時は、あまり植生は関係ないのですよ。やはり出てくるのです。ある程度の雨量であれば、木が多ければ出てこないことがあるわけですが、ある一定以上の雨量になればだっと出てくるので、あまり植生は関係ないと思うのですけれども、一番恐ろしいのはやはり土砂なのです。のり崩れだと思うのです。洪水の時に水だけ流れているのではなく、水が土砂と一緒に濁流となって流れる。要するに土砂が流れているということだし、当然その中に流木があるわけです。土砂及び流木が非常に災害を大きくすることがあるわけで、そういう意味で、やはり山が守られていないと我々サイド、洪水対策をやる側からいけば困る。やはりしっかり山が守られていないといけないということだと思うのです。」
(対話(1) 島津邦弘(中国新聞解説委員) 岩井國臣(建設省中国地方建設局長) 総都市化に健全な未来はない、
http://www.kuniomi.gr.jp/togen/iwai/togen09.html )
これも古いですけれど、高梁川や流量が出てきます。
衆議院会議録情報 第096回国会 建設委員会 第13号
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/096/0350/09605140350013a.html
田中元長野県知事はどなたを知恵袋にされたのか、味方に河川工学を勉強された方が必要ですね(笑い)。
投稿情報: 名無し | 2010/07/16 01:59
この人は民主党系?の愛知県清須市会議員で、特に「東海豪雨」から治山治水に熱心なようです。
ブログでも何度か触れています。
「明日は庄内川の源流がある恵那市へ出かけます。源流一帯の涵養林を豊かにする運動をどう進めるか。」(根本のりたか(nemoto19nori) on Twitter、 http://twitter.com/nemoto19nori/ )
中国の国家成立以来、治山治水は基礎なのに、「水害訴訟」で最高裁判所が国などの責任を認めなくなってから水害が増えたと思います。
大気汚染や水質汚染などに「公害」訴訟での勝訴と法制化が歯止めになったように、裁判所が認めないのなら、先回りして国の結果責任を法制化すべきでしょう。
損害賠償が認められれば、費用対効果を考えることになります。
浸水被害を予想していて対策を取らない無責任な状態では自然災害と見過ごせません。
投稿情報: 名無し | 2010/07/17 13:15