早起きは三文の徳という言葉があります。
早朝4時起床、しんぶん赤旗の配布です。4時半頃、東の空は白みます。5時30分ごろは丘陵地の畑や林の道をゆきます。その時、車の右前方の畑を駆け上がる動物があります。狐です。
狐は畑から林に入ります。そして、車の行く前方の道路を横切り左後方に駆け抜けます。ちょうど車の前方に弧を描いた動きです。急いで車を止め、運転席から左後方を見ると、立ち止まり、こちらを見ているではありませんか。
2,3秒間、目が合ったでしょうか、その狐は「この人間、無害」と判断したのか、やおら、くるりと踵(きびす)を返すとぴょんぴょんと山に入っていきました。
「ほんとに、狐か、狸では」そう思う方がいるかも知れませんが、シッポが大きく痩せています。
狸は、よく見ますよ、私の知人などは、バイクで早朝新聞配布途中、道に出てきた狸と衝突、転倒し鎖骨を折ったほどですから。狸は、狐のようにさっそうと走りません。
こちらを観察した狐の顔は、愛らしいものでした。
童話の「ごん狐」を思い出しながら、「早起きは三文の徳」かなと先を急ぎました。
野生の号物が生息できる環境が狭まっているので、かわいそう。
似ても似付かないのがどれもイヌですから、ありえる話です。
「研究
ロシアの神経細胞学者リュドミラ・ニコラエブナ・トルットは、ロシア科学アカデミーの遺伝学者ドミトリ・ベリャーエフと共に、キツネの人為選択による馴致化実験を行った。100頭あまりのキツネを掛け合わせ、もっとも人間になつく個体を選択して配合を繰り返すことで、わずか40世代でイヌのようにしっぽを振り、人間になつく個体を生み出すことに成功した。同時に、耳が丸くなるなど飼い犬のような形質を発現することも観察された。これはなつきやすさという性質が、(自然、あるいは人為的に)選択されうることを示している。」
キツネ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/キツネ#.E3.82.AD.E3.83.84.E3.83.8D.E3.81.AE.E7.94.9F.E6.85.8B
投稿情報: 名無し | 2011/05/15 11:34
> 野生の号物が生息できる
野生の動物が生息できる
と訂正します。
投稿情報: 名無し | 2011/05/15 11:35