ピラカンサの実
今日の報道は、昨日円売りドル買いの円相場に介入したと報じています。
介入額は、明らかにされていないが1日当たりで4兆5千億円を超えた模様と言っています。
4兆5千億円で円相場は1ドル75円半ばから79円台半ばに円が急落とあります。
財務大臣は「納得のいくまで介入させていただく」とあります。いくらでも金はあるのかね。この特別会計はどのようになっているのでしょうか。
日銀総裁は介入について「一定の効果がある」と述べています。
今日の夜はもう1ドル78円となっています。
パナソニックは、2012年3月期の決算は300億円の黒字から4200億円の赤字になる見込みと発表しました。
理由は円高としています。
しんぶん赤旗によれば介入資金の円は政府短期証券(FB)を発行して民間から調達するとあります。
疑問はさらにわきます、介入権限は財務省が握っており財務相が判断する、同省の指示を受けて日銀が実務を担うとありますが、国会の認証はどうなっているのでしょう。「納得のいくまでやれるものなのでしょうかね」
国も、地方も大企業を支援し「国際競争力」強化に協力しています。競争力が強化されればするほど円高は強まり競争力のついた大企業は「大赤字」ですか。消費税増税で「財政不安」を解消すれば投機筋の円買いです。円高は強まります。
野放図な市場原理、カジノ経済に委ねますか。
共産党は通貨取引税の創設、投機マネーの規制、働く者の所得を上げ、国内需要の活性化への転換を求めています。
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