水島コンビナートJX社の海底トンネル事故。行方不明者5人は、未だ発見されていません。
報道では、「事故直後の立て坑には地表付近まで水が迫っていた」とあります。
これは、一瞬のうちに海水が立て坑に浸水、海面と同じ高さになっているのでは。
立て坑から横坑を掘り進んだ140㍍地点付近の海底に直径20㍍のくぼみがあると水島海上保安部が公表しています。
「2年前の海底調査ではみつからなかった」と鹿島建設は述べています。
専門家は、柔らかい地盤が陥没したのではないかと述べています。
①この工事にあたって地質調査、ボウリング調査をしていないこと。
②水島港は、高梁川の河口、泥、土、砂利など地質は軟弱のものと思われます。
③海底から横坑の距離は5㍍前後?
④緊急時の想定対策の有無
安全対策は十分だったのか。この工事の事前調査は適切だったのか問われています。
昨年、水島コンビナートは、国の特区地域に指定されています。
この特区指定は、水島コンビナートを一つの企業体と仮想し、17項目の規制緩和でコスト削減を図ろうとするものです。
効率やコスト削減一辺倒が重大な事故を引き起こしはしないか。安全・安心の担保をはずしていいのか問題を提起しています。
> 安全・安心の担保をはずしていいのか問題を提起しています。
外したからこんな惨事を引き起こした。
先ず、安全・衛生についての「規制緩和」を全て元に戻すべきです。
原子力発電所も含めて、想定外(少なくとも一部の人は想定内)としている場合について、結果の想定をしておくべきでしょう。
可能性がゼロでないなら、対策の実施あるいは危険の検出と避難方法の策定をすべきでしょう。
投稿情報: 名無し | 2012/02/08 23:22