内閣府の「自殺対策に関する意識調査」が報道されています。
これによりますと、「自殺したいと思ったことがある」と回答した成人男女は23,4%。初めて調査した2008年より4,3%増加したとあります。年代別では、20代が28,4%です。
これについて、担当者は「不況に伴う就職難や非正規雇用者の増加、稀薄な人間関係が影響しているのでは」と分析とあります。
どのように乗り越えたかについては「家族や友人、同僚ら身近な人に悩みをきいてもらった」が38,8%でトップとあります。
本来なら、夢や可能性にみちた青年が、実は3分の1近くが絶望を感じているとは。将来の夢と絶望が青年に取って裏腹の関係にるとしても、この数字は、生きにくい現実を反映しています。
青年がいきいきと「未来は青年のもの」と実感できる社会の構築を。
> 23,4%
この人たちに希望を届けているでしょうか。
一市民さんが書かれたように、内輪に傾いた運動になっていないでしょうか。
キリストが磔刑(たっけい、はりつけのけい)になった後にできた初期の教会で私有財産を無くそうとした動きが、キリスト教の新約聖書に書かれています。
財産を共有しただけでは新しい社会は生まれないことを見通してよく考えた日本共産党の理想はもっと発展していて、人生を全(まっとう)うするための生存権・労働権・財産権の保障を含みます。
現代の企業では資本(とそれを代表する経営者)による<独裁>が行われていますが、共産主義は、社会経済制度の根幹である生産の基本原理を民主主義に変えるものです。
一足飛びには実現しなくても、ソ連の崩壊で喪失ししまった夢を持てる<理想>を復興しましょう!
八時間労働も週休二日制も、社会主義革命が、それらを実現さる端緒を開きました。
しかし、社会経済体制を構築し切れずつぶれた。
しかし、現代の資本主義体制がガタガタしているのを、皆が知っている。
南ヨーロッパでは失業者が溢(あふ)れている。
日本でも、血を流すだとか、身を切るとか、言いながら、国民に犠牲を強いている。
突然に何を言い出すのか、と思われましたか。
しかし、浄土教では、浄土をいつも考えています。
キリスト教では、天国でしょうか。
理想を喪失しては生きていられません。
日本共産党員も、日常の忙しさの中でも、共産主義が何なのか、しっかり考えてみるべきだと思います。
投稿情報: 名無し | 2012/05/02 21:39
次の市議選は約八ヶ月後だ。八ヶ月なんてアッという間だ。
民主党の為体を見て勢いづいたか、(極右といってよい)右翼の人びとが、候補者を立てようとしている。(実はこの勢力は岡山では無視できない力をつけてきてている。支持者には非正規雇用の若者も多い)
ある新興宗教も信者を立候補させる準備を進めている。(実は多くの市民はこの信者の顔を知っている)
また、今回の伊東議員の誕生に刺激を受けて、出馬を目指す若者もいる。どちらかと言えば、自民党系である。(facebookなどを使って、若者の組織化を進めるなどしている)
現在の市議の過半は口利きと利益誘導を生業にしていると言ってよい。私は、この腐敗を正すために、共産党議員の議席倍増を望むものである。
そして、それは決して難しくないように思うのだが、今の内輪に閉じた活動を続けるようなら実現不可能だろう。上記のような動きがあることを考えれば、議席を減らす可能性すらある。
なぜ、従来の支持層の枠を超えて、若者にアピールしようとしないのだろう。そこには「票の山」眠っているのに。不思議でならない。
投稿情報: 一市民 | 2012/05/04 09:45
> facebookなどを使って、若者の組織化を進めるなどしている
日本共産党でも、個人の努力に頼り切らず組織的に「情報技術」をもっと研究・活用すべきです。
また、専任の責任者を置くべきでしょう。
岡山県は、日本共産党とは別の流れの人たちも含めて、社会主義・共産主義・社会改革の先駆者が出ています。
岡山県から日本共産党の組織を<物質的>性格を革新すべきです。
投稿情報: 名無し | 2012/05/04 19:26
↑ まぁ、情報技術の研究・活用は二次的な問題ですね。個人の努力でできる範囲のもので十分でしょう。
第一に問題となるのは、従来の支持層の枠を超えて発信する姿勢と、そのメッセージの内容なのであって、それらが旧態依然なのに、手段たるITばかりが立派になっても仕方がない。
組織的にやるなどしたら、ますますメッセージが(共産党らしく)統制化され没個性的になり、人びとの心に訴えなくなるでしょう。
投稿情報: 一市民 | 2012/05/04 20:31