桑の実
伊東市長は、6日の提案説明の中でJR倉敷駅周辺鉄道高架事業について述べました。
「県がJR西日本に委託し、コスト縮減や工法変更等の方策について検討された結果の概要が4月15日発表。水島臨界鉄道についても本年度委託し検討することになっている。事業着手に向けて着実に前進していると考えている。引き続き積極的に取り組む」とです。
しかし、この縮減計画、なんとも理解に苦しむのです。
つまり、9か所の踏切を除去する現計画が、この度の見直し計画最大61億円のコスト削減を見込めば除去できる踏切は3か所に減少。高架化工区を短縮した箇所は、コンクリートの巨大な高架橋が障害となり「渡れない踏切」「通れない道路」が発生し、駅西側JR山陽本線の村東二踏切、八田井踏切、JR伯備線の八王子踏切、柳内踏切の4つの踏切が「通行困難」、大内老松線、寿町八王子線の2本の都市計画道路も施工不可能となる代物です。これらを通行可能とすれば「掘り下げる?」「地下道化?」「道路の付け替え?」が必要なのだそうです。(赤坂論文)
これは「一歩前進」というものなのでしょうか。
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