国土交通省は、この9月に「高梁川水系河川整備計画」の成案を得るとしています。
この整備計画の中心は、小田川を今の合流点から分離し、柳井原貯水池に放流し、合流点を約4㎞下流に移します。
そのことで生じる問題はたくさんあります。その一つが現在の柳井原貯水池の「底水」(柳井原貯水池の樋門以下の水のこと)を使用する権利は西岸用水組合(玉島・船穂地区)がもっていますが、この計画が実行されればこの権利は失われます。
伊東市長は、この権利などの水利権 への意識が稀薄です。東西用水組合で協議するとし議会で答弁ができないのは問題です。
東西用水組合の水利権は、倉敷市の水利権です。失われる水利権には替わる水利権の確保が求められるのです。
倉敷市民の利益、倉敷市の利益を守るのは倉敷市長の役割です。
このことは、きわめて明白ではありませんか!
最近のコメント