田儀公夫の「はるかぜ日記」

元気いっぱい、船小運動会

 

今日３１日は、市内小学校の運動会でした。雨で延びた運動会でしたが子どもたちは元気いっぱい。
私は船穂小学校に参加しました。
元気な子どもたち、かわいらしい低学年とっても見ごたえがありました。
企画もよかったですよ。
こんなことがありました。競走のリレーです。来賓席の前がスタート地点です。子どもたちはバトンを待つ緊張のひととき、突然、来賓席の横で、若いお母さん、子どもの名前を叫び、「頑張れ」「頑張れ」と叫びます。子どもの方も、何度も叫ぶお母さんの方をしっかり見ながら手を上げうなづきます。
ほほえましい光景です。
私の想像がひろがります。もし、私が子どもだった時、私の母が、私の名前を呼び、がんばれと大声で叫ばれたら「私はどう対応しただろうかと想像しました」、きっと無視しつづけ、家に帰ったとき「お母さん、止めてよ」と言ったにちがいないと。笑みがこみ上げます。
若いお母さん、そして、率直な子どもさん、なんとも、ほほえましい光景でした。

不破さんの「科学の目で原発災害を考える」が反響をよんでいます。

揺れる麦秋

１０日前、毎日新聞の「近聞遠見」で岩見隆夫氏が、１０日におこなった不破哲三氏の「『科学の目』で原発災害を考える」との講義を取り上げ、大変わかり安いと、一読をすすめています。
その反響がさらに、広がっています。日刊スポーツや朝日放送でとりあげられています。
３０年以上も前から共産党が、提言しつづけてきた原発政策の正しさが証明されています。
しかし、よく思い出してみると、共産党が取り上げてきた政策は、多少、時間がかかって必ず実現していきます。
住民の願いは、必ず実現するものです。そう思うのです。

コメントが載りません？

 
柿の花

５月２１日のブログへのコメントは、画面上では２７となっていますが、こちらのコメントの項にはそれ以上のコメントが入っていますが、画面に表示されなくなっています。私のブログは、コメントいただいたものはすべて表示されるよう設定されています。コメント数が、ある一定量になると表示されないようになっているのでしょうか。
そういう状況なので、一番新しい画面にコメントお願いします。

違憲の条例案は、撤回を

 
　　　　桑の実

大震災・原発災害に世間の目が集まっている中で、ろくな論議もせず、介護保険法の改悪案が衆院厚労委で可決されています。
この案件もそんな件かもしれません。日本弁護士連合会（宇都宮健児会長）は、橋下大阪府知事が代表を務める「大阪維新の会」が大阪府議会に提出した「公立学校教職員に『君が代』の起立・斉唱を強制する条例案」は憲法上問題とし、可決しないよう求めています。

この問題で、丹羽徹大阪経済法科大学教授の論評がおもしろい、こうです。
「橋下知事が君が代がいやなら公務員をやめろといっている、憲法を守れないならお前こそ知事を辞めろといいたい。1999年に「国旗・国歌法」が制定された際の国会論議でも強制しないと確認しています。強制は憲法と矛盾するという前提があるからです。明らかに政治的に強制を導入するもの、知事が「公務員なら命令に従え」と口を出すのは教育行政への政治的介入。知事も特別公務員、公務員は憲法を守る義務がある。憲法を守らないでいいと言うなら、憲法を変えるために知事を辞めて政治運動したらいいのです」と。
そのとおりです。

二万地区のさいくるバスの改善を、地域のみなさんが要望。

 
花壇、きれいに修理されました。

県道倉敷笠岡線、船穂地内の花壇が交通事故なのでしょうか、６カ所壊れていました。
医療生協船穂支部のみなさんと「町並みウオッチング」の中で修繕を要望していました。
きれいに直りました。ありがとうございました。

今日、真備市民のみなさんが倉敷市交通課に「真備さいくるバス」問題で申し入れしました。
特に、二万地区のことで改善要望しました。日頃からの利用者からの要望で切実なものでした。
要望は、①街中心部に出てから帰りのバスが昼からしかない２時間も待つことになる、これは大変使いにくい（ダイヤ問題・便数問題）
②まったく利用者がないところでの乗り換え（終点）地点の改善を（コース問題）③乗り換えは病院通いの老人にとって苦痛などの点を上げ、改善を申し入れしました。
当局は、４月からの新たな運行は試行期間です。地域の要望を聞かせてほしい、改善すべきものは改善したいと述べ、６月１８日、地域のまちづくり協議会とこの問題で話し合いすると答えました。

大卒の就職率最悪となっています。

 

文部科学省と厚生労働省は、今春の大学新卒者の４月１日現在の就職率が前年比０，７ポイント減の９１，１％と発表しました。これは、就職氷河期といわれた１９９９年度とならび過去最低とあります。
就職希望の大学生約３万３千人が職を得ていないと推定されています。
高校新卒者の内定率（３月末現）は、１，６ポイント増の９３，２％とあります。
経済政策の転換が求められています、

倉敷市、新たな融資制度の創設へ

 
じゃがいもの花

倉敷市は、６月１日より来年３月３１日まで、東日本震災に係る中小企業向け融資制度の創設をすると２４日、発表しました。
それによりますと。対象者は、既存の市小口資金、小口零細企業資金、特別小口資金、企業安定資金の要件に該当し、かつ、大震災の影響で、最近１ヶ月間の売り上げ高が前年同期比１０％以上減少、かつ、その後２ヶ月間を含む３ヶ月間の売上高等が前年同期比１０％以上減少する見込みの者などとなっています。
融資条件は、各々の融資種別の融資利率から災害で０，５％減、災害関連で０，３％減となっています。

「不適正事案」 今度は、関東電化工業（株）水島工場です。

 
ピンクのノイバラ

倉敷市環境リサイクル局は、関東電化工業（株）水島工業から事業場排出水について不適正事案があったと２３日、発表しました。
この工場の製造品は、苛性ソーダ、塩素系有機溶剤、シクロヘキサン、三フッ化塩素などとあります。
この事業者からの報告によると、「水質汚濁防止法および公害防止協定で規制される項目（ＣＯＤ、全窒素、全リン）について、調査した結果、過去倉敷市に対し報告数値に間違いがあった、規定される総排出規制値を超過していた、今回の事案について、発生原因の究明と再発防止策を検討します」とあります。
市は、法と協定の遵守の徹底と原因究明および再発防止を指導するとしています。

しかし、この発表だけでは、いつ頃から、どのような数値での報告で、どの物質がどのぐらい規制値を超えていたのか、環境への影響、被害状況の行方は、等はまったく定かでありません。
もう少し丁寧な、わかるような報告を求めたいと思います。

いま、しんぶん赤旗が役に立つ。

 
みかんの花

今日の日刊赤旗しんぶんはためになる。一つは、安斎郁郎立命館大学名誉教授の東電福島第一原発の現状をどうみるかの記事だ。昨日、学習したので良く理解が進みます。１００万キロワットの原発を一年間運転してできる放射性物質の一部を表にしています。その中の核種で半減期の長いものはストロンチウム９０　２８，８年、セシウム１３７　３０年、プルトニウム２３８　88年、プルトニウム２３９　２４０００年となっており、その原子炉内生成量が書かれています。なるほど、そうか、しかし、もっと長く運転すると、原子炉内は放射性物質で一杯にならないのだろうかとおもうのですが。疑問が湧いてくるのです。

もう一つは、東電の２０１１年３月期決算について、税理士・立正大学教授の浦野広明さんの解説です。
それによると、東電グループの２０１１年３月の決算では、営業利益は伸びている。１兆２千億円もの赤字は、１兆円を超える災害特別損失を計上しているからだと。（損害賠償は計上していないとのこと、特別損失の中身があればもっと参考になるのだが）
貸借対照表では、利益剰余金は５０００億円、使用済燃料再処理引当金は１兆１千億円、４兆４千億円の社債、３兆４千億円の長期借入金とあり、この貸し手の責任は当然です。
資産は、現金・預金は２兆２５００億円、その他の資産２兆１３００億円、電気事業以外の固定資産５２００億円、取得原価であれば、実際の価格は、この数倍になると。また、保有している核燃料は８７００億円とあり、東電は、多額の資産を有しており体力十分と結論を出しています。
それにしても、役員の７２００万円の報酬といい、良くもうかる仕掛けにしていたものです。
そこに群がる利益集団というところでしょう。

原発問題を専門の野口邦和先生から聞きました。

 
まつよいぐさ

今日、原発事故とエネルギー政策、放射性物質・放射線の基礎知識と題して、日本大学　野口　邦和先生の講演を聞きました。これは、原発・エネルギー・防災を考える倉敷市民の会の主催によるものです。
野口先生は、運転停止時の原子炉内放射能と放出量、避難と屋内待避、避難住民の放射能汚染、ヨウ素剤投与と配布、緊急作業者の被ばく、海洋の放射能汚染、原発サイト内の土壌中のプルトニウム、空間線量率の上昇などの項目でわかり安く講演いただきました。
あらためて、東電や政府の情報公開の透明性が問われています。情報の透明性や局面の政府の判断が政権の命とりにつながりかねない問題として浮上するのでは。
放射線の基礎知識などこの事故の見方や専門家の科学的な把握の仕方がよくわかり、参考になりました。
改めて、レジメをゆっくり精査、学習したいと思っています。