議会の論議に制約をかけるべきではありません。

 

議会は、超クールビズです。「頑張ろう日本」のポロシャツ姿です。私の質問が終わりました。
内容は、これからゆっくり報告するにして今日は、議会運営についてです。
議員の一般質問は、事前に通告し、その質問する内容を分野ごと当局の職員から「聞き取り」を受けます。今回の私の「聞き取り」は４時間もかかりました。
議会での一般質問は、質問ー答弁ー再質問ー答弁ー再々質問ー答弁、ここまでできます。再々々質問はできないルールになっています。同時に、質問の総時間は３０分以内です。つまり、最初の質問で３０分使えば、その段階で質問は、もうできません。
今日、私は、再々質問で「市長に、今談合で逮捕されている容疑者や、その容疑者の会社から献金を受けたことがありませんか」と聞きました。その際、議長が、「質問通告をしていないので答える必要はない」というような発言し、市長は答えませんでした。しかし、議会は、前もってストリーがあるわけでありませんし、セレモニーでもありません。議会は論戦の場ですから、論議は発展します。答弁によって再質問も変わってきます。それを、最初に、発言通告していないから答弁しないということになれば活発な議論になりません。
今、議会は、議会基本条例を作ろうとしています。その目的の一つは、論議・議会の活性化です。議員の所属する常任委員会の所管項目の一般質問はできないとか、通告をしていないから論議・答弁ができないとか、議会で自由な発言に、制限を掛け、何で議会基本条例か、それ以前の問題ではありませんか。私は、そう思います。
しかし、議会での論戦は、意外な方向に向かうことがあります。

Comments

[投稿情報: 名無し]

> 今日、私は、再々質問で「市長に、今談合で逮捕されている容疑者や、その容疑者の会社から献金を受けたことがありませんか」と聞きました。その際、議長が、「質問通告をしていないので答える必要はない」というような発言し、市長に答えさませんでした。

①議場で聴けなかった件は、書面で問い、公表すべきです。

②こんな質問封じが行われるのが異常です。前に質問した議員の質疑と応答から質問内容を変えるのが自然です。
新しい事実が出てきたり社会情勢が変われば質問を差し替えるのが当然でしょう。

③質問の回数・時間を厳しく制限するのも異常です。
それでは、採決するために議会を開いているみたいなものです。

> 今回の私の「聞き取り」は４時間もかかりました。

時間や回数が厳しく制限された質疑する側をカラス張りにして、市長や上級職の保身に役立つだけで、答弁する側は万全な（無視も含めた）防御を行うのが民主的な議会とは思えません。

情報を握る行政側が圧倒的に有利なのに、ここまで「隠す」必要は全く無いでしょう。

[投稿情報: 名無し]

> 長が、「質問通告をしていないので答える必要はない」というような発言し、市長に答えさませんでした。

禁止したのではないので、市長の意思で答えなかったと思います。