田儀公夫の「はるかぜ日記」

入札契約制度で改正へ・・・・・倉敷市

桑の実

２８日、市は、談合等不正行為の防止のため建設工事請負業者指名停止要領を６月１日から改正し、実施すると発表しました。
その内容は指名停止期間の変更で、現行の最長１２ヵ月から地方自治体施行令上設定可能な最長期間である３６ヵ月までできるようにするとあります。
また、入札契約制度の改正で、高落札率入札調査制度について「落札率が９５％未満であっても必要に応じて調査を行う」「建設工事のうち予定価格６，０００万円以上の工事の入札において、落札候補者となった場合、事後に積算内訳書の提出を求める」などとなっています。
これらの改正を、これまで一般質問で求めていたものです。
これらの改正が公正な入札、談合防止につながることを願っています。

幼稚園の耐震性を求める視察です

私たち共産党市議団は、今日、明日と市長選挙で争点となった、遅れた幼稚園の耐震問題で対象となった園の視察を行っています。
今日は、葦高幼稚園、連島西浦幼稚園、富田幼稚園、船穂幼稚園、中島幼稚園を訪問し調査しました。
強い地震動で倒壊、崩壊する危険性が高いと指摘された幼稚園と建築年月日が古く、木造作りの船穂幼稚園です。
市の説明では、６月議会でこれらの幼稚園の第２次耐震診断の予算をあげる予定の説明がありました。
選挙の論戦の成果です。

公園など木の実の運用は？

梅の実

市には、上の写真のように実のなる木があります。
こうした実の処理の「考え方」を尋ねました。市は、「実のなる木は植えないようにしているが実のなるものについては、所管の担当課にゆだねている」とのことでした。
この梅の実については、市民は「落ちているものを拾ってもよいが、木から取るのはまかりならぬ」らしい、なるほどそうなのかもしれない。つまり、この実は結局、落ちて腐らす他ないのです。
福祉団体から運用の申し出があれば、ゆだねてはどうでしょう。それともやはり、地面に落ちるを待って腐らしますか。入札に付しますか。
それとも、いっそう、頭を悩ます実のなる木は根もとから切りますか。

 

マスカット、店頭を飾る

２８日、東京、大阪の店頭に倉敷市船穂町の「マスカット・オブ・アレキサンドリア」が上がりました。
本来、このエメラルドグリーンのマスカットは５月の連休明けに出荷されてきましたが、加温する燃料の重油の値上りなどから、出荷日が遅れてきました。
ニュースでは店頭価格は祝儀相場でしょう１キログラム１３，６５０円とありました。
重油の高騰、粒まぶきなどに大変人出がかかる、後継者不足などから生産量も減っています。
しかし、どうですこの美しさ。

金環日食の観察から太陽の大きさ測る

八朔の花

このたびの金環日食の観察から研究者は、太陽の半径は６９万６０１０キロとなったとあります。
地球の赤道半径は６３７８キロとありますから太陽は地球の１００倍以上となります。
地球と太陽の距離は１億５０００万キロだそうです。
１００億年以上の将来、太陽は赤色強巨星となり２００～８００倍に膨れあがり、地球をも飲み込んでしまうとありましたが、最近の研究では、太陽の質量放出により惑星の公転軌道が外側に移動するため地球が太陽に飲み込まれることはないとなっています。しかし、太陽も地球も未来永劫のものでなく、有限です。

さわやかな船穂小学校運動会でした

船穂音頭をおどる児童と親師会

今日は、倉敷市の大部分の小学校の運動会でした。
船小（甲加　寿治校長）の児童会テーマは「最後まで常に全力！みんなが主役」です。
子どもたち、みなさん一生懸命でいきいき、きびきび、そして、またみなさん明るい笑顔でした。
きっと、楽しい学校生活を過ごしているのでしょう。
４月に入学した１年生、２カ月にも満たないのにもう、こんなに成長して。
風薫るさわやかな運動会でした。

高梁川水系は大丈夫か

夏みかんの花

利根川水系の上道水が断水し、住民生活に大きな影響を与えました。
水道水の中の有害物質ホルムアルデヒドが濃度を超えたためです。
その原因物質は川に流された「ヘキサメチレンテトラミン」が塩素と反応してホルムアルデヒドが発生したものとあります。
今の法律では、住民生活に大きな影響を与えるこうしたアミン類を川に流しても良いのだそうです。
水の殺菌のため必ず塩素を使用する浄水場、それを承知の上でアミン類の規制をしていないとすれば、起こるべきして起こった事件といえるのではないでしょうか。危ういものです。
早急な対策が求められています。

阿藤秀一郎作「内海風景」、倉敷市議会議長室に飾られています。

この風景は倉敷市児島下津井、瀬戸内の島、穏やかな瀬戸内海を描いています。
いま、この絵は倉敷市議会議長室に飾られています。画家阿藤秀一郎の作品です。
寄付者は荻野毅氏とあります。没後４０周年になるそうです。
洋画家阿藤秀一郎（１８８８～１９７２）は浅口市鴨方町の出身で、阿藤伯海漢学者とは６歳上のいとこにあたります。
阿藤秀一郎画家は京都の関西美術院を経て東京の川端画学校で学び、藤島武二に師事、フランスに留学、帰国後、東北、北陸地方を中心に制作、晩年は下津井に住み県内の風景を多く描いたとあります。
阿藤秀一郎の生家は、阿藤伯海を顕彰した阿藤伯海記念公園の北に位置しています。
今は、竹林となってゆっくりと時を刻んでいます。
時は流れるにしても寂しい気持ちがするものです。

永遠の「ベストセラー」

一枚づつ「衣服」を脱ぎ捨て成長する

永遠のベストセラー。これは本の話でなく、麦が熟れる今の時期に「おかず」に出されるサヤエンドウと玉子を煮たものです。これが食卓に出されると、今は亡き母を思い出します。
高校生時代、アルマイトの弁当箱のおかずに入れてくれたものです。新聞紙で包んだ弁当箱の角はにじみ出た汁で「汚れ」ていました。母は私の高校３年間、毎日、１回も抜かすことなく弁当を作ってくれたものです。
母の愛は、「海より深し」です。

旭天鵬の涙にもらい泣き。

みかんの花

みかんの花の香りが野に満ちています。清々しい香りです。
清々しかったのは、大相撲の旭天鵬の優勝です。３７歳８カ月、史上最年長の初優勝です。後輩の横綱、白鵬が優勝パレードの旗手を務めています。日本人の日本語と変わらない旭天鵬がモンゴル出身とは知りませんでした。
優勝した後の旭天鵬の涙、もらい泣きした人も多かったのではないでしょうか。
八百長で暗かった相撲界、ようやく回復してきた印象をうけます。
みかんの花のようなさわやかな千秋楽でした。