田儀公夫の「はるかぜ日記」

住民、働く人の安全と健康がかかっています。

つわの花

私のお家につわの花が咲きました。このつわぶきはもう何年の前、私がそだった両親の家から持ち帰ったものです。この花が咲く頃を境にし、晩夏光（夏が逝く頃、日差しが弱まる状況）という言葉があるように、秋の日差しが一層弱まってゆきます。冬の到来を予感させる時期でもあります。

今日、市民環境委員会がありました。
本年、コンビナート事故は９件。そのうち、５件がＪＸ日鉱日石エネルギー(株)水島製油所です。
人的要因に起因するものか、施設の老朽化なのか。原因究明と有効な対策が必要です。

また、市内５観測地点、特に松江局のベンゼン濃度が環境基準を大きく超えています。
環境基準値は３μｇ/立方メートルですが７月の最大値は２８μｇ/立方メートルです。この７月は倉敷美和局３．６μｇ、春日局は４μｇです。ベンゼンはガン 誘因物質です。
原因があいまいにされてはなりません。ベンゼンの高い地域の疫学調査が必要です。 

「学徒出陣走行式」から７０年。

グミの花

「学徒出陣」から７０年です。
今日もテレビで放映されている明治神宮外苑での「出陣学徒壮行会」は１９４３年１０月２１日、文部省の主催で行われたあります。
私の知っているＫさんも片肺ながら「学徒出陣」し中国大陸に送られています。
辛くも九死に一生、生還したそうです。このＫさんもすでに他界されました。
各大学で「学徒出陣者」の追悼式が行われている模様ですが、政府は学徒出陣者の数（５万～２０万人）や戦死者の総数を調査していないのだそうです。

安倍内閣の集団的自衛権行使容認、秘密保護法など海外で戦争する国づくり、暴走する安倍自民政治に立ち向かおう。 

シンピジュウム（蘭）の出荷始まる。

稲刈り真っ盛り

 

自由奔放に展開、豊かな知識に満ちたコメントに感謝です。指摘胸に刻んでいます。

昨日は、船穂地区が苗ものの産地であることを紹介しました。
今日は、これから出荷が始まるシンビジュウム栽培について紹介します。今では、県下で数えるほど栽培園芸が減っています。船穂地内では１軒になりました。
苗は、バイオでカンテンの上に培養されて、育った苗を仕入れるとあります。 
夏場は、県境の県北まで移動させ「避暑」をするのだそうです。こうした苦労の上で出荷になります。
地球温暖化による温度高も織り込み済みで「耐暑」の種類のシンピジュウムにシフトしているのだそうです。

プロの技の話は「必然性」があり「ウ～ン」とうなされるものがあり楽しいものです。

 

すくすく伸びる玉ねぎの苗、

この写真は、船穂地区で育てられている玉ねぎの苗です。船穂地区は苗ものの産地でもあります。
この玉ねぎの苗は、早いもので１０月の終り頃から出荷されます。
出荷先は、ホームセンターとあります。
私に説明してくれた方によると、種も支給される、全くの委託生産ということでした。まさに、技術と人件費代とのことです。
きれいに整備された砂地のような土のうえに整然と並んでいます。
ホームセンターやお店に並ぶのも、間近です。 

伊豆大島の被害にお見舞い申し上げます。

カラタチの実

 

台風２６号での伊豆大島の土砂崩れは悲惨を極めています。死者１７人、４０人以上の安否が不明とあります。
１時間あたり１２２ｍｍ、１日雨量８２４ｍｍ は、想像を絶するものです。

８月の倉敷市での雨、２日間で１００ｍｍを超えた雨量で、私の地区では道路冠水がありました。
もし、伊豆大島のような猛烈な雨が降ればどのような事態になるか、高梁川はどのような状態になるのか、小田川は、地域は、と想像すると 恐ろしいものがあります。
地球温暖化は、こうした状況をもつくりだすのだということを胸に刻もう。
大島町役場の対応からもしっかり学んで行きたいものです。 
亡くなられたみなさんの冥福をお祈り致します。 

費用効果分析の数値は重い

ざくろ

 

１５日、倉敷市・都窪郡選出県議１０人が伊原木県知事に「ＪＲ倉敷駅周辺鉄道高架事業の推進に向けた倉敷市、ＪＲ西日本との具体的協議をするよう要望した」とあります。
県知事は意見交換後、「県事業を再点検する有識者会議の９月報告を重く受け止めている、倉敷市やＪＲと粘り強く協議し、適切な判断したい」と述べたとあります。

有識者会議の意見は「効果が費用を下回る数値では事業を進めるのはむずかしい、鉄道高架事業の縮小も一つの方策」としたものです。
費用対効果の数値が０．８５、この数値が１．０以下では こうした公共事業はしないのが常識なのです。
入れる費用より効果が少ない公共事業は、ムダ使いです。費用対効果の数値が１．０以上なのか、以下なのかはムダ使いかどうかのメルクマールなのです。 

高梁川河川敷の管理を国交省に求めます。

この写真は、高梁川右岸、船穂町地内の河川敷です。

ことしの４月から国交省は、この河川敷での耕作権を認めませんでした。半年間で草茫々です。
この河川敷の水辺には、護岸がきれいに整備されていますし、舗装された遊歩道が国交省自身によって整備されてきたものです。親水護岸として整備されました。
国交省の河川敷管理がなければ、こうした親水河川公園が利用できません。
防災の、面からも管理が必要です。
私たち市議団は、適切な河川敷 管理をするよう、国交省に、他の課題と共に近じか申し入れします。

船穂平野は稲刈りが盛り、稲藁の香。

ウンカ問題では、ご意見や資料の提供ありがとうございます。
今、稲刈りの真っ最中です。ウンカ被害で枯れた部分も合わせてコンバインで刈って行きます。
トース引き（籾から玄米へ）の過程で選別されるのだそうです。

家（うち）は、ウンカの被害に合わなかったという方、何人の方に合いました。共通しているのは、都合やなんらかの不都合により田植えが遅れた方です。

クライマックス、真っ赤に球場を染めた応援団が 揺れます。カープファンが増えていると聞きます。
生まれた時からのカープファンから見てうれしい。「契約金が低いカープ選手に共感が広がっている」とあります。
私が子供の頃、カープの選手は他の球団の選手より体格も小さかった。いつも最下位で「くやしい」 思いでした。
昨今は、野球放送を見ることも、聞くこともないがニュースでカープ選手が活躍しているのを聞くと、心が癒されます。 選手、人を育てるカープ、金でホッペを張る（？）巨人に挑め。

今日は体育の日、私は一日中歩きました。

ウンカは、年を越すのか？

金色に輝くススキ

今朝から「朝のあいさつ」は、一転、「寒くなりました」に変わりました。
今日の野良での『論点』は、「ウンカ」は「越冬する」でした。
昨日は、毎年、「ウンカは気流に乗って東南アジアから飛来する」とのことでしたが。
越冬するという「根拠」は「同じ田んぼで同じ場所にウンカ被害が発生する 」でした。
ウンカ研究者はいるのでしょうか。ウンカ研究者に聞いてみたいものです。 

まさに、「ウンカのごとく押し寄せて」 稲のウンカ被害です。

田儀公夫ニュース配布の中、「稲のウンカ被害」が大きいことが話題になりました。
「ウンカとはどんな虫なのか」と問うと、「稲の株元に湧く」と言って、稲の株元部分をたたいてニュースの上に 落としてくれました。それが上の写真です。一見,コバエのように見えます。

体長は５ｍｍ、昆虫であり気流に乗って東南アジアから毎年飛来するとあります。越冬はできないのだそうです。

まさに、「ウンカのごとく押し寄せています」
船穂地区の被害はかってないものとあります。 

ウンカ被害にあった田んぼ

ウンカは株元のわらから「樹液」を吸い、稲を枯らします。
株元部分に生息するため予防がしにくいのだそうです。